国政リーダーの資質

ほんとおかしいよね。

インボイス・労働規制・円安物価高騰・日銀利上げ傾向・増税・人口減少・高齢化・少子化・数えればきりがないくらい沢山の問題がある今の日本。

ところで、そんな諸問題を抱えているにも関わらず政治家はパーティーの裏金疑惑で国政を担う重責の大臣や官房長官の辞任騒ぎ、いったい政治家はどこまで腐っているのか底がしれませんよね。

国民が塗炭の苦しみを味わっていると言うのに、政治家も国家官僚の皆さんも平気なご様子にはこの国のリーダの資質を改めて疑いたくなります。

マスコミは興味本位に煽るだけ、それはそうやろ、いい金儲けのネタが転がり込んできてるのだから。

民間企業では時として経営に問題が生じた場合、経営のトップは問題を検討し、即座に投資案件の中止や延期などの処置を講ずる責任があります。

しかるに、政治家や国家官僚のみなさんは国民が苦しみを覚えて右往左往する事態をゲームの如く政治的に人為的に作りながらその対策は民間企業の経営者や国民に丸投げ、気楽なもんですな。

ところで、民間企業の経営も、国家の運営も基本的条件はみな同じようなもんです、

経営者は問題が起きればすぐに対策を講じますが、国会議員のみなさんや国家官僚の皆さんは問題が起きても自分達は知らぬ顔して国民の苦労を面白可笑しく眺めている。

それはそうですよね、全く金儲けをしたことが無く、企業や国民が納める血税をたらふく使い放題に使える恵まれたご身分ですからね。

国民や企業にはせいぜい、補助金、給付金を支給、それもくそ難しい書類を書かせる条件にして、民間企業では対応出来ない場合はその道の専門家に大金の手数料を払わせる仕組みまでご丁寧に用意。

もし、国政のトップなら、社会状況が厳しいと判断したなら、一度決めたことでも、もう一度再検討し直し、実施期を延期するなどの決断をする責任と権限はあるはず。

大変な時期に大変な行動を起こす、犯罪を暴くのは大切だが、国家の現実も考えて、よりベストなタイミングを選ぶべきではないのかな、ほんとに大きな視野に立って日本の将来を考える事の出来ない器の小さなリーダー達ばかり、政治を動かせない状態は日本国家の危機、日本の将来がほんと危うい。

何でもタイミングという条件がある、一度決めたことを止めろと言うのではなく、適切な実施時期を選ぶことも指導者、国家管理者の重要な責任だろうと思います。

日本の危機的な社会状況を無責任に放置し、賢明な判断指示も指導も出来ない国政のトップ、提言も出来ない国家高級官僚のみなさん、無力な国民はほんとに残念至極としか言えないのが情けないですね。

今の国政を民間企業に置き換えると、我々の会社は間違いなく経営破綻、倒産、自己破産する。

故、田中角栄さん、もう一度よみがえって欲しい、切実に思います。

 

 

 

 

 

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