官製パワハラ・・・
官製パワハラ・・・
どういうことかと言いますと、高卒で建設業に就職した若者の半数が約3年以内に離職することになっているようです・・・
事情は様々ですが、離職後の経過を見ますとほとんどの離職者の場合、転職を繰り返しながら新卒入社した会社や職場より労働条件の悪い会社に就職しているケースが大半のようです・・・
なぜこのようなことになるのか事情はよく分かりませんが、自由に働き、沢山の日給を稼げる条件に惹かれるようです・・・
職人の日雇い仕事に入りますと、なるほど多少の日給が増え、多くの場合全額現金で支払いされますので高級取りになったような錯覚をすることになります・・・
しかし、どこで働こうと所得税、住民税、社会保険、厚生年金、その他の費用は本来納めることを是非と致しますが、それを勘違いして全て自分の自由になる収入だと勘違いをする事から人生の転落が始まることになるのです・・・
本人は日給の高さに目を眩まされることになりますが、現実は法定福利費を加えますと一般的に正社員の場合の方が人件費は多くなります・・・
それを理解できないため、職人として転職、それが全てではないかも知れませんが、多かれ少なかれそのような事情は変わりません・・・
さて、問題の管制パワハラですが、ハローワークの高卒求人票には離職率を記入しないといけない条件があり、高卒の新卒採用において、3年以内の離職者がいればほぼ新卒採用はあきらめた方が良いと聞かされました・・・
おかしいでしょ、離職率だけで会社を評価するのは、本来の離職の原因がなんであるかは全く関係ないということ・・・
こんな条件を作る厚労省の担当者、何を考え、企業に何を望んでいるのか、正に官制のパワハラ以外の何物でもないと思います・・・
研修を行い、日々の仕事で社員教育を実施、出来うる限りの福利厚生に金を掛け、それでも時に訳のわからない退職の仕方をする、約50%の新卒社員のみなさん・・・
例えば弊社は今年創業46年目、従業員20数名、みんなよく働く人たちばかりです・・・
電気設備のインフラを守る仕事だと誇りに思って働いている人達もいてくれ、今日まで45年間事業を続けて来ました・・・
若い人たちが離職するのは止められませんが、20数年前に退職した元社員が改めて弊社の仕事をしてくれたり、仕事を紹介してくれたり、沢山の経験で、在職中に社長が指導してくれたことがよくわかりましたと・・・嬉しいですね
我々の業界に若手の人材を迎え入れたいと業界をあげて努力をしていますが、ハローワークの新卒求人離職率記入、今更何を目的なのか厚労省の官制ハローワークパワハラ、どうにも理解に苦しみます・・・民間企業をいじめて何が楽しいのかねー・・・