おかしな節電要請とマスコミの対応

電力の使用状況を見ますと、深夜の9 時から明け方の8時ごろまでは消費電力が大幅にダウンしています。
しかし、東京では震災以後道路や公告看板、店舗などの節電により、夜の街は薄暗く治安も悪くなっていると聞いています。
今日友人と世間話をしていましたが、なんで深夜電力をもっ活用しないのかと言う話になりました。
もともと発電設備は最大需要電力に合わせて設置されており、需要電力が大幅に下がると非常に発電効率が悪くなります。
本来、一日中安定的に電力を積極的に使用してもらうことが来れば電力 会社は非常に業績を高めることが出来ます。
しかし、現実は深夜や休日などには大幅に電力需要が下がるようです。

東京電力は震災により、原発事故を起こし、被災住民に多大な保障をすべき責任を負いました。
ただ、テレビや新聞での報道では東京電力を被告人として位置づけ、ただひたすらパッシングを行う報道の繰り返しです。
あまりにも正義の御旗を振りかざす月よりの使者のふりばかり。
現実を直視してみれば、東京電力の財務体質が悪くなると被災者に十二分な保障も出来ない事態を招くかも知れません。
起きた悲しい事実は避けるわけには行きませんが、どうすれば東京電力が
少しでも被災者に保障を出来るのか、現実的に考えますと、経営が成り立てば可能なのです。
電力会社は電力を販売してこそ経営が成り立つのですから、深夜電力を使うことで電力会社を支援し、間接的に被災者支援に繋げることが出来れば
結果的に義援金などの直接支援に勝るとも劣らないかも知れませんね。
少し冷静に判断し、知恵を活かした現実的な対処法を考えるべきです。
電気は自由に蓄えることが出来ないのです。
しかし、より効率的に利用することは十二分に出来るものです。
感情的にならず、現実を直視して、深夜電力を利用することで、誰でも間接的に被災者に対する支援が可能な方法かも知れません。