子曰く、人、遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり

「子曰く、人、遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり」心にひびく論語という書籍の中に、書かれていた一節です。
「先を見通す眼を持って」
タイトルに掲載した論語の意味は「人として遠く先々のことまでの配慮がないようでは、
きっと身近なところで心配ごとが起こるものだ」と諭されています。
目先の権力や名誉に執着心を持って政治を行っている人に読んでもらいたいものです。
縄をあざなうが如し、私達は常に生死のように対極の出来事を抱えて生きているのが現実です。
あまりにも私利私欲に走ると必ずその反動が生じることになりますが、知恵に溺れてみっともない姿を多くの人に見られ、人間性まで笑われるような人生は送りたくないものですね。
どうもこの国は羞恥心の無い人間にトップを奪われたようですね。
この論語のように、人として遠く先々のことも配慮出来ない浅ましい人間に我々国民の将来を預けなければいけない現状に大きな憂いを覚えています。
私はもう高齢者の世代ですが、若い社員や孫の世代のことを考えると、この国の将来について非常に怖い思いがしています。
しかし、最近の日本の政界トップの顔をテレビで見てると人間の顔ではなくなってきたようでなんとも気持ちが悪い。
権力にしがみつき、夫婦して日本を食い物にしようとしてるみたいに感じる。私の会社の若い世代や私の孫の将来を非常に憂えるだけで、何も出来ない自分に大きなジレンマを抱えています。