世界の中の日本の危機

政権交代後の日本は、世界から非常に弱い国に見られだしたように思えます。
特に軍事面においてその兆候が歴然としてきましたが、世界は急激に弱肉強食の時代に突入しているのではないでしょうか。
また、昨今急激に大中企業が海外に進出していますが、会社の経営に置き換えて見ますと、会社の信用や知名度、財力、商品、技術、組織、つまり、力としての大きなバックボーンがないと営業担当者がいくら努力してもなかなか受注も新規取引も難しいのが実情です。
企業が海外で活躍するためには、 バックボーンである国家が強くて初めて、海外での基本的な競争力を発揮し、勝つことが出来るのです。
対外的な交渉において、国家も企業も基本的な条件は全く変わらないと思いますが、残念ながら今の日本は国家としての危機感も支援体制も非常に不十分であるように思えます。
今後、ますます世界との軋轢が増す中で、私たち国民は一刻も早く、一丸となってぬるま湯の世界から脱却することが必要ではないかと真剣に思える次第です。
国内では、政権の内部抗争ばかりに明け暮れし、政党のリーダーは世界の変化を読もうとも対応しようともせず、最低不幸社会を実現したいという国家のリーダーを筆頭に、重箱の隅をつつくような視点でのせめぎあいばかり繰り返している現状には本当に辟易してしまいます。
先日、東京都知事選にワタミの元会長、渡邉さんが経営者としての立候補を表明されましたが、ぜひ経営者の新鮮な感覚を都政に活かして行政を経営してもらえたらと大きな期待をしています。条件は世界の中の日本,
国民を守り生活を守るために必要な,国家としての危機感を持った強い日本。