創業者の目指す企業
創業者として思う事・・・
創業時における電気設備工事従事者の立場が建設業界ではあまりにも低く評価され、当時の私は耐えられない思いをしていました・・・
何とかして、社会的にきちんと立場を認めてもらえる職業に、そしてこの仕事を通して豊かな生活が出来る会社を創りたい、そのような思いを持って個人名でなく、今までと違う意識で働くことが出来るようにとの願いを込めて、「新鮮、フレッシユ」このようなイメージで「新電気工業所」「しんでんきこうぎょうしょ」と言う事業所名に、覚えやすい、呼びやすい、そのようなことも考えて決めました・・・
お客様の中には聞きなれない名前、「あらた電気?」心無いお客様の中には中国人みたいな名称やなーと言われることもありました・・・
創業10年目に、改めて法人化することになり、「新電機工業株式会社」空気の気を機械の機に変更して、将来的に技術力を売り物にしたいと考え法人化を機会に社名を改称しました・・・
会社のロゴマークは創業2年目に将来必ず必要に成るからと考え、私と家内で相談してデザインを決めました・・・
シンプルイズベスト、これが基本です。愛するロゴマーク、とうとう社名と一緒に商標特許も取りました・・・笑
当時はほとんどの電気工事会社がロゴマークにイナビカリのデザインを使用していましが、私は電気工事だけでなく360度の球体をイメジし、あらゆる仕事にチャレンジ出来る会社にしたいと言う思いがありました・・・
45年を経過する現在、制御盤設計製作「兵庫県・神戸市・明石市・西宮市」のメーカー認定も頂いています・・・
特高ケーブル工事・関西電力認定、高圧出迎えケーブル工事業者、公共下水、浄水プラント電気設備工事、高圧自受電設備工事など、技術力、施工実績を整えた会社に、法人化した時の方針、やはり、目標を持つことはとても大切ですね・・・
経営理念も作り、経営方針も明確に、絶えず時代に合わせた方向性の指導もしています・・・
しかし、時に一部社員の中から社長は何をしたいのですかと聞かれることもあり、経営者の想いを理解してもらう難しさに悩む次第です・・・苦笑
私は45年間一途にやり続けているのですから、逆に君は何をしたいのですかと聞き返したいくらいに思う時もあります・・・
創業は三名からスタート、会社の成長に合わせ人材を求めることになりますが、人が増えると様々な問題も生じることに、社員、従業員のみなさんの生活を守るのは経営者の使命・・・
戦国時代の戦もそうですが、戦略と組織体制、チームワーク、知恵、これが不十分ならどんな仕事もうまくいきません・・・
たかが一人の知識や知恵はしれたもの、「三人寄れば文殊の知恵」何事もおごるなかれ・・・
悪政・近年の働き方改革のために、様々な厳しい労働規制、仕事の楽しみを奪う法律を作り続ける政治家や行政、昨日農家をしている中学時代の友人が言っていましたが、乳牛の子牛を飼って世話をしているが、放牧しても草を食べず、人間が与える餌しか食べないようになって、人が近づけば何かもらえると思って寄って来る・・・
無能な政治家に騙されてる今の国民に似てる気がしないかと冗談を言って笑わせられましたが、まさにそうかもと、妙に考えさせられました・・・
働くには何かきちんと目標を持って働く方がよい、給与をもらえるから働く、こんなみじめな働き方は乳牛の子牛と変わらないのでは・・・
良い会社だから入社すれば何でも叶う、そんなはずはない、自分達自身がもっと良い会社にしてやるんだと言う努力と気概、これが必要・・・
腐ったリンゴがあれば、周りのリンゴもやがて全て腐って来る・・・
大切なこと、自分の力で何かを変えてやると言う前向きな考え方・・・
だれも出来ない,やらないのであれば自分がやってやる、これが創業者の生き方です・・・