悩み多き年頃・・・
創業して42年目になりますが、人材を育てる苦労は絶えないですね・・・
先日も小規模な40代同業者社長の悩みを聞かせてもらう機会がありましたが、同じような創業経過をしていて、這い上がるための努力や苦労悩みが手に取るようにによく理解出来ました・・・
創業し、人を雇用すると社員の数掛ける10ほどの悩みが増えることになります・・・
社員が成長した姿を見ると喜び、落ち込んだ姿を見ると悩み、こんなことの繰り返しです・・・
若い時は思いを伝える方法が旨く使えず、つい感情的になり、お互いの意思の疎通を欠くことになりがち・・・
なんでや???こんなことの繰り返しになります・・・
精神的に落ち込み、意欲が減退し、業績の悪化を招いたこともあります・・・
そのような弱さを克服するために、あらゆる書物を読み、先輩の話を聞かせて頂く・・・
このようなことの繰り返しです・・・
私の年齢になりますと、若干心のコントロールが出来るようにはなりますが、やはり、強い精神力を保つために、経営理念などを作り、目的を明確にすることが出来なければ、弱い心をガードすることが出来ません・・・
「人の心は弱くて瞬時に変化する」人の命の有りよう、人の心理状態を長年かけてこのように理解するようになりました・・・
近年、働き方改革と言って、休みと、残業管理という物理的な面ばかりに頼る政治、行政の方向は決して人の命の有りようを理解出来ていないのですから、いくら規制を厳しくしても仕事による疾病は無くならないでしょう・・・
心の痛みは物欲だけで治るものではありませんね・・・
大切なのは、人間同士が人のために役に立つ生き方を知ること・・・
この宇宙には地球以外に一千億個以上の星があるとの事ですが、その宇宙空間に浮かぶオアシスとも思える地球・・・
その地球で、醜い戦争や争い事を好む外国の指導者・・・
結局は権力、経済、お金という欲にまみれた人間という生き物・・・
地球温暖化の自然破壊が猛威を振るうようになってきましたが、人が人のために役に立つ生き方を考えることが必要な時代になってきたのでは・・・
いつも心配するのは、私たちの孫の世代以後の日本・・・
ほんとに、これでいいのかしらと・・・
私の人生で悟ったことは、社会で生きることは「サバイバルゲーム」に勝ち続けないと生き残れないと言う厳しい現実です・・・