漏電火災事故の怖さ・・・

最近漏電などの電気設備の不良でおきる火災事故が多発しています・・・

先日の廣島で起きたホテルの火災事故もそうですが、当社もよくホテルの電気設備管理技術者の方から電気設備の改修見積を依頼されます・・・

調査に行って見ますとほんとにあぜんとする位危険な状況にある場合が多いのですが、ほとんどはお金が無いからと改修は実施されません・・・

電気設備の管理技術者の方には、当社でなく、他社に依頼していただいても構いませんから、ぜひ改修をされるようにオーナーに進言してあげて下さいとお伝えすることもあります・・・

電気は非常に危険なエネルギーなのです・・・
やはり、きちんと看板を上げている正規の電気設備業者に依頼するのが一番大切な条件・・・

最近、不況のせいでもあり、正規の業者登録も建設業の登録もしていない、いわゆるもぐりの業者も多くなっています・・・

単に費用が安いだけで依頼されますと、資材の質を落として工事をすることになりますから危険性はもちろん耐用年数も非常に短いことがあります・・・結果は安物買いの何とか・・・

こんな事例も・・・お客様から雨の日などにブレーカーが切れて電気がつかなくなる・・・
調査をすると門灯へ配線されている電線に電話線を使用し、器具の接続部分が結線不良で焼け焦げていた・・・びっくり!!!、これはあかんやろー・・・

我々電気工事業者なら常識ですが、電話線は弱電用で線のサイズも細く、絶縁性も低いので100V配線には使用出来ません・・・

例えばビニルコードなどに電線の許容電流以上を長時間流しますと、あっとゆう間に
火薬の導火線のように燃えて行きます・・驚いたことに、水の中でも燃えるのです・・・

誰が配線をされたかとお聞きしますと、ご主人がとのこと・・・最近はホームセンンターで資材も工具も販売されていますが、万が一、素人の配線工事で火災になったことがわかれば火災保険も支払われないことになるかも知れませんからご注意を・・・

奥様曰く、主人に注意しても聞かないので、電気屋さんからよく言い聞かせてくれませんか(苦笑)・・・^^:
感電や火災など万が一の場合は命を落とすことに・・・