電気は計算通りに正直
最近行政のリーダーの言葉をよく聞いていると、単なる自分の保身のためのパフォーマンス的な内容が非常に多いいように思えます。
最初にバーンと衝撃的な言葉を発言し、何が何でも自分の権力を誇示するようです。
本当に国民や府民、県民の立場に立って、問題を真剣に考えて一番ベストなバランスをどう創出するのかそんな意識は毛頭無いように感じます。
昔の政治家はしっかりした理念を持ち、何事にも非常に思慮分別に長けていたと思いますが、今の政治家は衝動的に発言し、短絡的に行動する人が多いようにおもいます。
ところで、最近お客様の電気設備において、器機の故障や、焼損が多発して、危うく火災になり掛けたり、本当に危機一髪危ない状態に出会うことが多くなりました。
電気設備は常にメンテナンスや古い器機、照明器具などは更新の必要があります。
電線の耐用年数などはおおむね約30年程度が改修の目安になります。
しかし、病気と同じで常に点検や検査をするのが大切なのです。
また、電気は電線や供給電力の大きさに応じて安全を確保するために遮断機やブレーカーという開閉器を設置して配電回路の安全を守るようにしています。
使いすぎますと開閉器は瞬時に切れるように全て計算され設備されているのです。
電気は正直なのです。節電に関して、いくら俺は意見を聞かない認めないと言っても相手は電気と言うエネルギーなのです。
電気は基本的に全て計算が成り立ちます、無理が通れば道理が引っ込むようなものではありません。
日常の社会生活や経済活動に電気は必要不可欠なエネルギーになっています。
また、日本は世界の中の日本であり、諸外国と競争の中で我々は生活をしているはずですが、安易に単なる節電をうたい文句にするだけでは大競争時代の今、国を守り、我々の生活を守ることは不可能ではないかと思います。
技術屋からみて、今の政治が一番どうしょうもないように思えます。
技術屋の意見もきちんと聞いてより安全、安心、快適、便利な社会を創出するためにお互いの知恵を活かすことが出来ないものかと思う次第です。
技術や技能は一朝一夕に育ちません。一度途切れたら、将来において取り返しの付かない損失を生むことになります。
少し冷静に考え、適切な判断が必要です。我々はぜひ政治的なパフォーマンスに惑わされないようによく考えて賢い選択をしたいものです。