ふと思うに

ふと思うことですが、政治家、マスコミや経済評論家の海外賛辞。

アメリカではオーストラリアでは、ハワイでは、時給が3000円もしくは4000円だといかにも日本の給与条件が劣っているからもっと昇給が必要だと。

しかし、ほんとにそうなんやろか、ふと思うことですが、確かに海外の先進国では時給が高いのかも、でもハワイでは一杯のラーメーンの価格が2800円だと知人から聞きましたがほんとにびっくり、日本では高くても800円くらい。

勘違いではと思うのは、外国の生活で所得にかかる税金や病気や怪我での治療費保険料、厚生年金などのしくみ、これも比較しての意見なのか、アメリカでは盲腸の手術でさえ200万円以上かかると言われていますよね。

家賃や日常生活に必要な生活費、日本とは比べ物にならない高額費用、アメリカなど外国では会社に通勤する交通費も自己負担が当たり前との事。

国々の生活条件全般を比較して時給の安い高い安いを論じるなら理解できるが、外国の給与条件の一面だけを切り取って面白おかしくコメントする無責任さはあかんやろ。

ほんとに、無責任で自分達の金さえ儲かればと言う嘆かわしい連中には国民として辟易する思いが致します。

日本には安くて安心できる医療保険制度もあり、例えば東京に行く飛行機代が1万円とか全てが安い条件で給与が決められているのです。

民間企業に給与をあげろとリーダーシップを取りながら、国民より先に自分の給与を上げる為政者の総理大臣、ほんとに呆れますが、その給与の手取りは政府に支払う、社会保険、

厚生年金、介護保険、所得税、住民税などのいわゆる税金が差し引かれての事、それを改善せずに支給総額論が先行、政治家の無責任さが歴然と、だまされたらあきませんよね。

しかし、こんな疑問に労働組合の指導者の皆さんは気が付かないはずがないのに5%程度の賃金UPのために一生懸命活動されてるようですが、手取りUは?、なんでやろね。

企業では所得をUPするために製品や商品、資材費を値上げする、また関連する生活用品の価格も上がることに、イタチごっこ、結局物価に手取り額が追いつかない状態になる。

残念ながら5%10%の昇給なんてあまり生活改善に役立たない、それより、日本では90%以上は中小零細企業、その昇給さえ出来なくて倒産多発状態。

ただ、不思議に思うことですが、それでも多くの国民はベンツやアウディ、BMなどの素敵な車に乗り、立派な住宅を買うことが出来てる、最近ほんとに外車に乗る人が増えた。

しかし、頼りない国会議員諸氏、経済状況を思うに慎重すぎて決断も出来ない日銀総裁、円安放置、これからは円安物価高騰を条件にすべての経営対策を講じる必要があるのかも。

資材不足、受注停止、価格高騰、資材費のUPは20%から50%を超える異常な経済、人口減少で労働力不足、政治家の無責任さ、それでも我々は頑張って生きなければいけない。

上から下まで全て金・金・金、過度な規制の嫌な社会風潮、みなさん負けないで頑張りましょうね。

よくわかりませんが、おじさんの不足する知識で思う遊び心的で切実なボヤキ、苦笑