物欲・金欲社会なのか

最近、行政のトップである市長や高級公務員、企業の幹部などいわゆる上層部、組織の指導者、リーダと言う立場の人達が金銭的な汚職や犯罪で大切な名誉や家族を路頭に迷わすような事がニュースとして報道されることが増えてきたように思えて、ほんとに残念です・・・

それぞれの立場で公私共に立派なリーダーとも言える恵まれた立場の人達がなぜわずかの金銭的欲望に毒されてしまうのでしょうね・・・

そこまで来るのにどれほど苦労をしてきたことか、それを思えばわずかの金銭的な欲に惑わされることが理解できないです・・・

日本人は汗をかきながら働く美徳を忘れてしまったのでしょうか・・・

「立って半畳寝て一畳」昔のことわざですが、人間一人が占める広さは、起きている時は畳半畳、寝ても畳一畳に過ぎない、むやみに富や地位を求めることはないと言う例え・・・

また、「いくら天下を取っても二合半」、一日に二合半以上のお米は食べきれない、つまり、必要以上のものを欲しがつたり手に入れたりしても使いきれないのだから仕方がない・・・

このようなこともことわざを教えとして諭されているようです・・・

いつからこのように欲に執着する日本人が増えたのでしょうか、つまりは働くことに喜びや意義を見出せない社会になってきたと言うことですかね・・・

昭和の万博が開催されたころは、アメリカンドリーム、アメリカの文化的な生活に追いつけ追い越せと、国民が夢を持って必死に頑張って働いていました・・・

それが、いつの頃からか、休みを増やせ、残業をさせるな、給与を増やせ、遊べ、このように政党や政治家が主体になって国民を堕落させる政策を進めるようになってきた・・・

その根本的な目的は政治家が金欲と権力を得るための手段、しかし、ほんとにそれが我々国民にとって人間の生き方として正しい方法なのかなー・・・

結果として人に感謝する心さえ無くしている国民がどんどん増え、困ればなんでも国が助けてくれる、金さえあれば楽しい人生が送れる、こんな短絡的な考え方をする人々が増えたのでしょう・・・

残念ながらそのような政策が国民のリーダ格の人々さえ自分に都合の良い解釈をさせることになり、悪事を悪事と思わない高級国民を増やす結果になってしまったのかのようですね・・・

みなさんいい汗をかきましょうよ、おじさんは孫の世代の日本をとても不安に思う次第です・・・