若手の人材研修・・・

弊社では毎月1回、若手社員の人材研修を行っています・・・

数年前にふと気がついたのですが、技術者と言うのはなぜこんなにも頑固な人が多いいのかと思ったことです・・・

自分も同じように技術者、技能者の道を歩んで経営者になったわけですが、幸か不幸か私は多くの先輩諸氏の皆様に出会い、ご指導頂く機会に恵まれて来ました・・・

お陰様で、物事をかなり幅広く深く洞察する能力を磨かせて頂くことが出来たようです・・・

ところが、永年技術技能を主体とする仕事をする人たちは、ほとんどの場合設計資料、無機質な資材や機材を扱うことに集中することから、社会の変化や人と人のコミニケーションも部分的なものになり、社会常識、変化に疎い状態になりがちだと言うことです・・・

そうなれば物事に対する考え方が固定的になり、世の中の変化に疎く偏った考え方で物事を判断し、人の意見や提案を素直に聞けない頑固な人間性になりがちです・・・

そのような事を感じるようになり、これは出来る限り若く人間性の素直な間に社会性に基づいた研修をしてあげることが必要だと考えました・・・

20名規模と言う小企業ですから、なかなか思うに任せませんが、今年の1月から友人である高等学校の元校長にお願いし、必要な研修課題は

私が要望し、1時間程度と言う短時間ながら、わかりやすく教育指導をしてもらうことに致しました・・・

今日で今年5回目の研修を終えましたが、今年の12月でワンクールを終えます・・・

たかが12回の研修ですが、若手社員の人間性に大きな影響を与えることになるかも知れません・・・

ぜひ、人間性豊かで器の大きな人材に育って欲しいものです・・・

人を育てる苦しみは非常に大きいものですが、私にとってやらないならもっと後悔する人生になるかも知れません・・・

そう思って若い社員の育成に取り組みをしています・・・