国と転職業者の餌にされる人々
トランプ大統領のバカ殿様ぶりに振り回される世界。
しかし、世の中の動きを冷静に見ていると本質的なことがよく見えるものです。
例えば転職を煽る国の行政の目的は弱小企業をつぶして中堅以上の企業に労働者を集約し、少しでも税金を多く徴収するのが目的。
人材を育てる、そんな高尚で甘いものではなく、少しでも搾取する税金を増やすにはどうすべきか、国家行政が国民に転職煽るのはそれが目的に思える。
官僚と言われる高級公務員の人達は何か実績を残さないと昇格出来ないために、国民のことを考える前に自分を優先する政策、法的ルール作りを考える。
それにうまうまと載せられる多くの労働者の人達、しかし、世の中はそんなに甘いものではなく、自己責任を問われるのでどこで仕事をしても能力が無ければ振り落とされる。
転職を煽り転職紹介する人達の年間収入の35%から40%も紹介企業から搾取する民間転職紹介業者、労働者はいい獲物、美味しい餌、ただそこに依頼する企業にも問題がある。
事の始まりは経済不況の最中、企業の人件費を安くすることを目的に竹中平蔵氏の考案した人材派遣政策を国が推し進めた結果、ハローワークでなく、人材紹介業者が成長。
その結果、マッチングアプリを上手く利用して人材紹介の上場企業に成長した大手業者も、ただし、いい会社と呼ばれる企業に就職しても人生の幸せを保障されることはない。
いい会社になれば企業が必要とする能力の無い人たちはふるい落とされるだけやから、いい会社を作っているのはその会社で働く労働者や経営者の能力と汗のかき方。
会社がいいのは働く人たちが優秀だから業績もいいということ、いい労働条件、いい職場環境、いい会社、それを作っているのは経営者と働く労働者自身の働き方だということ。
人生の時間は限られている、転職を繰り返して童話のキリギリスになる人たちのなんと多いことか、ご愁傷様と言わせてもらいます。
プロ野球世界の大谷選手も子供の頃からどれ程苦労と努力をしたことかとほんとに頭が下がります。
世の中は全てルールという仕組みで動く世界、知識や知恵のない人たちには厳しいものです。
ならばどうするか、どんな仕事でも一歩ずつ着実に成長することを心掛け、学びで知識力を高め、知恵を活かし、汗をかく生き方が出来れば間違いなく良い人生を築けると言えます。
国家や転職紹介業者の人の美味しい餌に成りたくないなら、日々何事も冷静に考え、着実に、目的と目標を明確にして汗をかき、頑張ることです。
おじさん経営者の人生から思う事。