これはおかしな話・・・
世間を騒がす、残業80時間過労死ライン・・・
誰が決めたのか私たちにはわかりませんが、おかしな問題がある・・・
副業問題・・・
企業が残業を抑制することで、収入が激減する人たちは当然副業を考えることになります・・・
政府の厚生労働省も副業を勧めていますね・・・
ところで、正社員としての勤務を終えた多くの女性が夜のアルバイトをしてるのをビジネスマンの男性ならほぼ常識的に知っていると思います・・・
彼女たちは、正社員として終業後に、夜のお店でアルバイトをはじめ、多くの場合深夜午前一時くらいまで働いています・・・
労働基準法では、このバイトはお昼の時間にプラスされる残業時間として扱い、賃金を支払うよう雇用主に義務として要求しています・・・
アルバイターは法律上は残業をするのですから、当然、雇用主は残業代としての割り増し賃金を支払わなければいけないのです・・・
時給1000円で募集して、後日副業だとわかれば1250円支払いをする必要があります・・・
これってまともな法律なのでしょうか・・・
お昼の勤務時間に、夜の勤務時間を足すなら、残業80時間の過労死ラインをはるかに超えているのですから、副業をしている人たちはみんな生死の境を超えて働いています・・・
企業には労働者の働き方を厳しく規制させながら、お上は税金を払わせるために副業を推奨しているダブルスタンダードの立場を取っている・・・
インチキも甚だしい法律だと思えるのですが、いかがでしょうか・・・
これからマイナンバー制度がきちんと運用される状態になるなら、内緒で副業をしてもすぐにばれることになり、正当な税金を納めなければならなくなります・・・
また、副業をしてる時に、事故や怪我、病気になるなどの事態が生じれば、その保証や責任をどのように処置するのか大きな問題になります・・・
精神的な疾病など、夜のお店で働き生じる原因になるかも知れませんが、正社員として勤める会社にその要因を転嫁する人達が出ることになる恐れもあります・・・
こんなことになれば、企業に大きな負担を生じる恐れもあるのは自明でしょう・・・
政治も行政も何を考えて、だれがこのような不透明な労務行政を進めているのか知りたいものです・・・
副業を考えている方々は、リスクを十分に検討し、働くことで不利益を被らないようにしなければ大変な目にあうことになり兼ねません・・・
マスコミの皆さんもお役人さんも、議員さんもみんなわかっちゃいるけどやめられなーい・・・笑
労働組合の偉い方たちも、もっと労働者のほんとの幸せをよく考えてみたらー・・・
性も無い総量規制なんて簡単なことばかりでお茶を濁さず、優秀な頭脳を活かされたらどうでしょう・・・
国民に取ったら、加計獣医科大学騒動より大きな問題やと思うけど・・・
おじさん経営者が不思議やなと思う疑問ですー・・・苦笑