少年よ大志を抱け・・・

北海道開拓の父とも呼ばれている、クラーク博士の有名な言葉・・・

しかし、最近何となく感じることですが、大志を抱いて辛抱する若者が少なくなったようでほんとにこの国の将来を思うにつけ、一抹の寂しさを覚える・・・

あまりにも目先のことに先走り、生き急ぎをするような感じを受けます・・・

何事も一夜にして達成できることはないと思うのですが、私の人生から振り返っても、性急な行動は決していい結果をもたらさないものだと言えます・・・

なんのためなのか、目標や理念を明確にして取り組みをする生き方の方がより有意義な人生を送れるように思います・・・

私の年齢になりますと、誰かのために、社会のために自分のすることが役に立っているのかと言うことを真剣に考え、自分に問いかける時があります・・・

そのような思いから、若い人達を見るからでしょうか・・・

今の時代、このような考え方は理解されにくくなっています・・・

道を歩くだけでも、息を吸うだけでも、洋服を着て、車に乗り、食事をし、お医者さんのお世話になり、みんな人の世話にならずには生きていけない・・・

生まれた限りは誰かの世話になり、誰かのために働く、これが人間の宿命・・・

中には極悪人も、ずるがしこい人間も沢山いますが、出来れば多くの人々のお役に立つ生き方をしたいものですね・・・

永くても人生たかが100年・・・

自分が何のために生まれたのか、何のために生かしてもらえてるのか、そんなことを考える年齢になりました・・・苦笑

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