素直に・・・

元伊藤忠商事株式会社、会長・社長・中国への特命全権大使・・・丹羽宇一郎 様・・・

働き方改革に物申す、下記のようなお考え・・・

 

自分の周りだけ見て「俺はこんなに出来るんだ」と勘違いする若者や「雑用ばかりやらされて退屈だ」「給料が安い」などとぼやく若者がいます・・・

とんでもないことです・・・

はっきりと言いますが、入社してすぐの新入社員と言うのは、一歩外に出たら、いてもいなくてもどっちでもいいような存在なのです・・・

会社はそれを一生懸命に教育し、おまけに給料まで出している・・・

仕事が退屈だの給料が安いだのと言うなんて冗談じゃない・・・

仕事が人間を作るとも言われています・・・

 

うーん、ほんとうに丹羽さんの意見は厳しいと思えるか知れませんが、大手企業においてはほぼ事実でしょうね・・・

我々のような規模の会社ではただ飯を食べてもらう訳にはいきませんからねー・・・苦笑

入社早々社会の仕組みも満足に理解できないのにすぐ転職する人たちのいかに多いいことか・・・

もし、職場が気に入らないなら自分で商売をしてみたらいいのです・・・

全く人に相手をしてもらえず、如何に自分は能力も信用も無い、ただの単なる若者だと言うことにすぐ気が付きますよ・・・笑

丹羽さんの意見にネットではこの人が嫌いやから、年寄りのくせに勝手なことを言うなと言う意見が沢山出ていますが、少し冷静に考えて、自分が損な人生を生きたくないと言う人は、素直に聞き入れても良いと思いますねー・・・

人生を真面目に、真剣に生きてきた人の本音だと思います・・・

丹羽さんの忠告、この日本の将来を案じているだけで、決して多くの若者を馬鹿にしているのではないと思います・・・

丹羽さんは働き方改革が日本をダメにするとも言われていますが、私も同感です・・・

単なる数量規制の働き方改革は労働者の勤労意欲を減退させる、働くことの意義を大切に、如何に楽しく働く環境を作るか、働き甲斐改革に取り組みをするべき、少子高齢化の現実にもっとしっかり対応するために・・・

好きなように休んで、好きな時間だけ働いて、人付き合いをしない、スキルは低い、そんな人に沢山のお金をくれる会社や人たちはまずいないでしょう・・・

忘れてはいけないことですが、この地球に日本だけがあるのではなく、我々は経済のグローバル化で、地球規模の競争社会に生きていることです・・・

法律で休めと言うから休んだ、残業するなと言うから定時で帰る・・・

さて、10年後の貴方はどんな人間に、お客様や会社が欲しがる能力を身につけいるでしょうか・・・

残念ながら誰しも若さは続かず、歳を経て老人になるものです・・・

アリとキリギリスの童話は現実的な人生の縮図です・・・

丹羽さんの忠告を素直に聞く人、反発する人、選ぶのはご自由、さて、10年後、20年後、30年後、笑える人はどのような生き方をしたひとでしょう・・・

2000万円足らないから老後を生きられない人になりたいでしょうか・・・

みんな頑張って欲しいなー・・・