インボイス制度の影響

インボイス制度のために支払い振り込みをする場合、振込料は支払い側が負担すると言う逆転現象が生じる事態になって来ました。

少し以前までは取引先を訪問し、集金をするのが当たり前の時代もあり、それが銀行振り込みを利用することで時間の無駄や交通費の無駄を省くことが出来るようになりました。

その代りに、振込料は支払いを受ける側が負担すると言う合理的な仕組みになっていました。

今も一部ではそのような条件を利用している取引先もあるのが実情です。

考えたらお客様が振込料まで負担して支払うのは理に叶わないと言うべきかも知れませんよね。

しかし、インボイス制度と言う消費税の仕入れ税額控除方式のために振込料にまで消費税が関わることになってしまったことで、振込料を差し引くと本来の請求金額から振込料を引いて消費税の計算をしなおさなければいけないとかの矛盾が起きるようなのです。

どうもそう言う理由で振り込み料の負担を支払い側がしなければいけないという事らしい。

なんともややこしいインボイス制度、つまりは支払う側は振り込み件数が多ければ、振り込み費用と言う負担が新たに増える事になる。

なんのこっちゃ、ややこしい制度を作られた事でまたまた経費処理が一段と面倒くさいことになり、それが経営を圧迫するのですからたまりませんよね。

「塵も積もれば山となる」当然弊社も請求のしくみを変えていくことが必要になりました。

後はいつから実施するか。