10年先を考える・・・

働き方改革、言葉の響きはとても良いが、実際は大変な事態を伴うのが現実・・・

最近、お取引先の中小企業製造業の経営者とお話をさせて頂くと、皆さん人手不足が深刻で、そのために設備の自動化に大きな関心を持たれています・・・

問題は設備投資に必要な資金です・・・

もし、安い費用で自動化が可能であれば雪崩を打って自動化への設備投資を始めることになるでしょう・・・

労務管理の難しい人間を使うより、ロボットや自動化設備が経営者に優しいのは当然ですから・・・

私の好きな経済学者の予測では来年以降日本の経済は減速していくと思われているようです・・・

あまりにも労働者に甘い蜜の味を覚えさせるこの国の政治、政策はヨーロッパのギリシャを思い起こさせますね・・・

ギリシャは未だに経済的に自立していないのですから、確か今年はユーロからの支援が切れるはずでは・・・

経済の好調さもあり、少子高齢化の影響から今は人手不足を武器に出来ている労働者の皆さんも、もう一度10年後の自分を見つめる心構えをされた方が良いのではと思う次第です・・・

アリとキリギリスの童話、だれも助けてはくれません・・・

経営者はいい時は悪くなった時のことを考え、その対策を考えるのが常識です・・・

日本の国民性は「赤信号みんなで渡れば怖くない」

何事も一気に雪崩を打って同じ方向に進みやすいものです・・・

何かを成すには、人一倍の努力は当然ですね、自動化で人工知能で、人間が余る時代もそう遠くはないのでは・・・

いつも孫たちの世代のことが気がかりなじいじです・・・