濁りの世界・・・

約15年以上前になりますか、濁りのビジネスについて経営コンサルタントの先生にご指導をいただいたことがあります・・・

先生曰く、水清い谷川にはイワナやヤマメ、サンショウウオなどに代表されるように住んでる魚や生物はある意味限られているが淀川の河口に来れば、フナやコイはもちろん、タイにスズキにイワシなど多種多様な淡水、海水に生存する魚類生物が無数に生息している・・・

つまり、ビジネスは一点集中の場合、何かリスクが発生すればたちまち窮地に陥るが、濁りのビジネス、経営資源を多様化していれば大きなダメージを受けなくて済む、例えば、ピストルを作る会社が防弾チョッキを作るようなこと・・・

私はこの教えが妙にすんなりと心に落ち、それ以来絶えず経営の指標にしてきました・・・

話は変わりますが、地球を宇宙から眺めてるように想定してみると、地球は宇宙船であり、オアシスであると想えますが、その地球にはあらゆる人種国家が存在し、日本はその中の一国、その日本の東京をはじめとした都市には多くの人々が日々生活しています・・・

つまり、人間の社会も濁りの環境にあると言えます・・・

種々の問題を起こし、笑い悲しみ怒る日常がある・・・

普通は私のような年齢になれば、多少の出来事には動じず、諸問題に対応対処することも出来るようになっていて、社会に負担を掛けない生き方を考えたりも致します・・・

しかし、人によれば自分のことしか考えられず、人間性に欠けた行動をする人達がいるのも致し方の無いことです・・・

それが濁りの人間社会であるがゆえに・・・

つくづく神様はほんとに不可思議な人類を創造したものだと思う次第です・・・

このような濁りの社会に生きるためには良い人付き合い、あらゆる知識、知恵を活かすことが必要になります・・・

いくら法律で縛っても、ルールで縛ってもどうにもならないのが人間と言うもの・・・

世の中は濁りの世界だと理解し、少なくともそれに対応対処出来る人達が今生き残っているのかも知れません・・・

時間は止まらない、いくら過去を振り返っても、嘆いても怒っても戻らない、そんな無駄をするより、少しでも未来に明るい夢を描いてチャレンジを続け、楽しい人生を送りたいものです・・・

沖縄も近隣諸国も中近東も、宇宙から地球を眺めて地球人はなんと馬鹿なことをしてるのかと、神様は人類の濁りの世界を笑っているかも・・・

ところで、私が好きになれない人は、自分のことしか考えず、思いやりのない無責任な人・・・
人の喜びや悲しみに付き合えない人間は魅力が無く、永いお付き合いをしたいとは思いませんね・・・