社会保険料変更の時期

今年も社会保険料の変更時期になりました・・・

消費税のUPが大きな社会問題になっていますが、企業にとっては消費税より、社会保険料の方がダメージが大きいことを知って欲しいと思います・・・

消費税は使ったものに掛かる税金ですが、社会保険料は毎月定額に近い支払責任を負わされます・・・

私のように健康な者は医療費などの支払いは微々たるもので、負担だけが大きなものになります・・・

政府は従業員の給与を上げて下さいと言われていますが、毎回のように言い続けているのですが、仮に1万円昇給しますと、会社の負担は約1.5倍の15000円の原資が必要です・・・

15000円の費用の使い道ですが、政府に8000円、従業員の手元に7000円残るかと言えば、そこから所得税やら住民税が引かれますからほんとの手取りはいくらに・・・

一番利を得るのは政府と言うことに・・・

これでは企業はますます弱体化するばかり・・・

消費税どころではないのですけど・・・

なぜこんなに社会保険料の負担が大きいのか、みんなで考える必要があると思いますね・・・

ちなみに私は従業員の皆さんの待遇改善を社長の約束に掲げて頑張っています・・・

政府も従業員の給与を引き上げたいなら、社会保険料を据え置きする方針にしてくれないと、企業も従業員も大きな負担が増すばかり・・・

しかし、政治家も、労働組合も、経営者団体もこんなに単純な仕組みに気が付かないとは何でやろねー・・・

ほんとに知識がないのか、それとも知っててしらんぷりを決め込んでいるのか・・・

いずれにしろ、政治家はもちろん、 経営者も、労働者もこんな単純な仕組みが分からないとはほんとにおかしい・・・特に政治家や労働組合はもっと経理を勉強して、経営者より 政府を追究すべきでは・・・