景気回復への対策
政府の景気対策に関し、いつも不思議に思うのですが、なぜこれだけ円高になりながらガソリンその他物価が下がらないのかと。
ある金融機関の担当者の話ですが、その円高差益を商社が全て取ってしまうとのこと。
それが本当なら、国難と言っても過言ではない経済状況を自分達の利益に執着して稼いでいるのは日本国民としてなんとも理解できませんね。
今のグローバル化した経済において、これを生き残るには政府がリーダーとなって企業の先頭に立ち国をあげての総力戦を戦い抜く必要があるように思うのですが。
しかし、今の政府ではそのようなリーダーシップは到底無理ですね。
ゆえに、民間企業は各々の方針でばらばらな行動を取らざるを得ないのです。
民間企業の場合、経営者は経営理念を元に、経営方針を立て、社員の力を集約することに全力を注ぎます。
そうでないと経営が成り立たないからです。
しかし、日本の政府及び行政は同床異夢、やることが全てにおいてばらばらで、勝手気ままな方針をもとに行動をしているようです。
トップのリーダーシップが全くと言っていいほど無いといえるのでは。
このような経済の戦国時代に他国と競争し、日本が生き残るためにはこれでは無理。