本当に困ります
3月から健康保険協会の健康保険料が変更され、大幅に値上げになるそうです。
現在兵庫県は保険料率8.2%だが、3月から9.36%に引き上げられるとのことです。年収500万円の人は年間5.8000円も増えることになるそうで、費用は会社と従業員が折半になりますが、従業員の手取りは29.000円減り、会社の負担は29.000円増えることになります。
この厳しい経済状態において、ますます景気の悪化に拍車がかかるのではないかと経営者としても困惑する思いです。本当におかしな国になってきましたね。この国の政治家は国民の生活を一体どう考えているのでしょうか。
ただでさえ景気の悪さから、業績の良くない会社が多くなっているのに、従業員を多く雇用している会社や従業員に取ってますます厳しい状態になり、経費増加により、会社倒産やローン返済の出来ない人達が増える恐れもあるのではと思う次第で、日本の政治家の皆さんは何か間違ってないのかと腹立たしい思いです。 従業員の待遇を少しでも改善してあげたいと必至の思いで経営をしている多くの経営者にとって、思わず「なんでやねん」と言う言葉が口に出そうです。
従業員の皆さんも保険料の増額に手取りの減少理由が理解できずに、3月の給与を見て思わず「なんでやねん」と社長に聞きにくる人があるのでは。石川啄木の「一握りの砂」に歌われている「はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざりぢっと手を見る」世界第二位の経済大国、日本の国民にとって、この歌がやけに身にしみますね。保険料の増加分を従業員に給与の昇給分として支給できるのであれば社長としてほんとうにうれしいのですが。裕福な政治家のみなさんにとって中小企業の経営者や国民の正直なぼやきを理解してもらうことは出来ないでしょうね***ちなみに普通は29.000円とお考えになるのですが、経理的には会社も従業員も 実質金額で、倍の58.00円の経費増加となり、大きなダメージを受けることになるのです。 (-。-)(-.-)