創業時の思いで・・・
来年は創業40年目を迎えます・・・
振り返れば創業時はお金は無い、お客様も選べない、従業員も足りない、何もかも無い無いづくし、全て自分でやるしかない・・・
今も目に焼き付いていますが、真冬、夜中の午前二時、屋外で徹夜作業をしているとき、ふと水溜りを見ると目の前でみるみる内に氷が張っていた・・・
創業から約10年間に渡り、毎年の年間休日トータルが10日間程度・・・
三日三晩一睡もしないで徹夜作業をしたことも・・・
でも、みんな元気だった・・・(笑)
要は若くて夢を持ち、希望に燃えてもいたし、小さな子供を抱えて生活を支える責任があった・・・
精神力がしっかりしていると人間の身体は意外と逞しいものです・・・
私の若いころはみんなそれが当たり前のような経済社会環境でした・・・
どんなに法律で労働規制をしても病気や怪我、事故は無くならないでしょうね・・・
若いときは一晩熟睡すれば体力は戻るものです・・・
要はいかに楽しく働くことが出来るかでしょう・・・
なんでも法律で縛る考え方は決してベターな方法とは思えません・・・
一流の技術者、技能者、競技者、芸術家は不眠不休の努力をしているものです・・・もちろん経営者も・・・
かといって、今の時代において、弊社も当然ながら労働基準法を順守する努力をしないと会社はなりたちません・・・
社長としていかに楽しく働いてもらえる環境を創ることが出来るのかと日々努力の連続です・・・
経営者として39年間努力を続けているのですが、若い人にぜひ知っておいて欲しいことが・・・
これからこの国はますます厳しい環境におかれることになるのですから、自分の人生は自分で選んだ道を進んだ結果になるのです.
しっかり目標を定めて頑張って欲しいと思います・・・
マスコミは自分たちのビジネスのために、社会の出来事を面白おかしく書き立て、報道や放映をしていますが、決して全て正しい報道をしているわけではありません・・・ほんまかいなー言うくらいの気持ちで読み、聞くのがいいのかも・・・
ブラック企業と呼ばれる会社にも職場にもその環境で頑張っている人たちが沢山いるから成り立っているのです・・・
環境を改善する責任は経営者にありますが、働く自分自身に選ぶ権利があるのですから、自分のやりたいことを明確にして頑張って欲しいものです・・・