徳を積む
人生において時として不思議に思われる運の良さとしか思えないような現象を見せられる。
ところで、今の時代の若者、多くの人達は目の前の簡単に得られる小さなことに魅力を感じているようだが、実は永年の努力に奥深い自然の摂理がある。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」若い時に困難や苦労を経験することが、将来の成長や成功に繋げるための条件だとの教え。
人の役に立つ、喜ばれることを多く体験することが、実は人生において「徳」を積み重ねることに繋がっていることを理解できている
人々はどれくらいいるでしょうか。 (徳とは人の良い行い)
若い時に苦労を積み重ね、多くの人々の役に立つこと、若いからこそ頑張って人生の「徳」を積み重ねておくべきこと、歳をとり、老いて身動きが
不自由になり、生きる事に苦労するのはとても辛いものです。
徳を積むと歳を取ってからの人生を幸せに過ごすことが出来やすいように思えます。
実は世の中でよく聞く言葉「運がいい」、そうなんですが、実は運の良い悪いは徳の積み方による結果であると思われることが多いのでは。
私は過去に200回くらいはお葬式に参列し、時として故人とのお別れに、お顔を見せて頂くことがありましたが、お顔の形相は故人により様々、
幸せそうなお顔、苦しそうなお顔、地獄のような形相のお顔、この三種類のお顔を見て来ました。
その人の生きてきた人生が最後のお顔、形相に現われるのでしょう、願わくば次の世に幸運な生まれ方が出来る幸せそうなお顔で旅立ちたいものです。
若い時の苦労は人生の「徳」を積むため、人の喜び、社会のために、それが多ければ必ず最後は満足の人生を過し、終わることが出来ると言えるのではないでしょうか。
おじさん経営者の体験から・・・