私の孫たちに伝えたい
私にはとても可愛い孫が6人、その孫たちに伝えたい。
「努力に勝る天才なし」の格言にあるように何かを成そうと思うなら何事も徹底してやり続けることが必要だと思います。
私は凡人だからなおさらそう思う次第です。
ところで、最近の風潮なのか新卒の社会人になった人たちが一日で退職したというようなニュースを読むことがあり、あぜんとしています。
経験も知識もまったくと言っていいほど不足している状態で社会の仕組みを知らずに単なる仕事の好き嫌いという自分の感情で安易に物事を判断して選ぶ自分の未来。
ほんとにそれでいいのかしらね。
仕事を通じていろんな人付き合いや体験をして見る事は決して人生の無駄にはならないもの。
ところで、みなさんは30年先の自分の未来を考えたことはありませんか。
そう、20代の自分が50歳という年齢を迎える頃、貴方はどんな人生を迎えているでしょう。
長い時間を過ごし、多くの経験や知識を身に着けて、多分自分の人生の将来を読めるようになっているはず。
楽しく豊かな充実した人生を送っているか、悲観的な人生を味わっているか、すべては「努力に勝る天才なし」その言葉が証明してくれることを知ることになっていることでしょう。
世の中はどうあろうと競争の社会であることに間違いはありません。
ところで、私がとても好きな働く自由と言う権利を縛る労働基準法、何事も社会生活にはルールが必要なことはよく理解できます。
しかし、東京大学の名誉教授を座長に10名程度の有識者という単なる学者たちに机上の議論で我々の働き方を決められるのはとても納得しがたいものがあります。
働き方が学者たちが考える机上の理論や理屈だけで成り立つならだれも苦労という二文字を経験する必要はありませんからね。
そういえば、労働基準法を守りさえすれば自分の人生が豊かになると勘違いしているような人たちを多く見受けられますが、労働基準法はあくまで多くの人たちが働くためのルールであって、必ずしも多くの人々が幸せになれるための条件ではないことをよく理解しておくことが大切だろうと思います。
本来人間は法律というルールに束縛されない自由を好む生き物だと、私はそう理解しています。
しかし、社会にはルールという仕組みが存在していることをよく理解し、私は嫌なルールを上手く活用しながら今日まで日々楽しく働きがいのある働き方、多くの人々のお役に
立ち、生活の豊かさを実現していくことを目指して汗をかきながら今日を築いてきました。
ルールを理解するためにより多くの知識を学び、知恵を生かすことも覚え、更にはより多くの人々から知識や知恵を借りることが出来るということを知ることが必要な条件でした。
何事も「努力に勝る天才なし」多くの人たちの役に立つために汗をかきながら楽しく働き、家族や仲間たちとも楽しく遊び、しっかり心身を癒す、そういう生き方をしたい
もので、少なくとも私の孫たちにはまず心身の健康、そしていっぱい汗をかきながら努力を続ける生き方をして欲しいと念ずる次第です。
アリとキリギリスの童話の主人公にならないように「何事も努力に勝る天才なし」これからも人間味豊かな日本であって欲しい。