閣議決定と日本の将来
政府は2030年半ばを目標に最低賃金の時給を1500円にすると目標を閣議決定し,終身雇用制度も見直し閣議決定。
余計な事せずに、民間にまかせて口出ししないでほっといてくれないかしら。
大臣が豪華な椅子に一列に座って閣議決定、単なる御用学者の作った法案承認作業みたいなものでほんとに今時こんな緊張感の無い会議の場面も世界では珍しいやろ。
日本の企業は90%以上が中小企業、これから我々は少子高齢化、人口減少の経済状況で様々な問題を抱え非常に厳しい時代に向かっています。
それでもみんなで乗り越えていくことが必要です。
そこに労働の流動化という馬鹿な政策を実施しているが、喜んでいるのは人材紹介業者だけ、労働者は売り物の自由商品として扱われているのですから人身売買みたい。
人材を採用出来ない業者や企業は淘汰され、そこで働く労働者は生産性が高い企業に吸収されるはずという政府の勝手な思惑。
弱小企業を倒産させれば人の必要な企業に雇用され、単純に労働力の流動化が進むとだろうと安易に想定しての政策のようですな。
しかし、そこに大きな問題、人間は金時あめのようにどこを切っても同じ能力、体力、行動力、責任感を活かせる優秀な人達ばかりではないということです。
仕事の好き嫌いもある。
日本で中小零細企業が非常に多く存在しているのはやりがいも含めて能力やその労働条件に会う人達が社会から必要とされてる仕事をビジネスにしてるのです。
全ての労働者が現状より優良な企業に入社して働ける能力や資格の条件を備えているのなら問題はないが、それが出来ないから今の会社で職業で働きながら生活して生きていると
言える。
年齢もあり、労働の流動化を進める過程でそう言う条件でしか働けない多くの人達は残念ながら底辺に落ちこぼれて行く人生を送ることになるが受け皿が無くなるのです。
人間は物では無い、経済効果だけしか考えず、果たしてそう言う立場の人達を多く作る政策が政治家や行政の望む日本の未来の姿なのかとても疑問に思える。
政府お抱えの思考単純な御用学者や有識者と言われる人たちによる人間性を無視した机上の理論や政策で片付ける事は出来ない問題ではないでしょうかね。
なんでもどこどこの国ではと知恵のない政策を作り、やることはまるで諸外国の猿真似、日本の将来を思うとほんとに情けない気持ちになりますなー。
どうせ働かないといけないならろくでもない規制を受けず、楽しく有意義に働き、税金を沢山納めたいものです。 笑