観光バス事故地裁判決
まず、バス事故で亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます・・・
ところで、地裁判決でバス会社の経営者に実刑判決が下りましたね・・・
少し気になる点があります・・・
我々は企業として、基本的な条件で運転免許を取得した人を採用しているのが一般的ですが、これは公安委員会発行の国家資格・・・
当然、運転のための法定知識と運転能力を認められて運転免許証を交付されている・・・
大型の観光バスを運転する免許を所持してるなら、それなりの運転能力があると思うのはこれも一般的な判断になるのでは・・・
運転手不足の社会現象もあり、採用する側はまず国家お墨付きの運転免許を取得してるならそれなりの運転に関する知識や能力があると判断してもおかしくないですよね・・・
ただ、観光バスの運転は多くのお客の人命を預かるわけですからより慎重な指導は必要、しかし、経営者に実刑判決の裁きを下すならその前に法令で、
運転実績などの経歴を条件として法的に定めておくべきではないのかしら、裁判官は法的知識はあるが会社を経営する能力に関しては全くの素人、
今の社会で理想論だけでの厳しい判決、少し違和感を覚えます、裁判官殿あなたはパーフェクトな人間ですか・・・
経営者の指導責任を問うと言う理由でこのような厳しい実刑判決を下すなら、この裁判官は国家資格の運転免許を交付した責任を
国家公安委員会にどう問うのでしょうかね・・・
我々経営者は社員を採用する場合、運転免許に関わらず、国家資格、免許や資格証取得を採用の条件とすることが多いのですが、
運転免許を所持していれば当然車を運転して業務をしてもらう極普通ですが、経営者にこれほど厳しい刑罰を下されるなら、
今回の判決は他人事ではなく、車の運転条件である免許証の交付に関する法的責任をきちんと明確にして欲しいと思う次第です・・・
この裁判官の判断はほんとうに正しいと言えるのでしょうか・・・
近年、経営者に全ての管理責任を安易に問うと言う風潮があるが、経営者も人間、神様、聖徳太子、スーパーマン、全知全能の神ではないのです、
ほんとに責任を問うべ相手は法律というルールを作る国会議員、国家行政の人達にあるとも言えます・・・
危機感を覚えたおじさん経営者の独り言・・・