厚労省・雇用保険の料率UP検討

毎日新聞の記事から、厚労省は雇用保険の料率をUPを9月から検討する・・・

コロナで企業に対する雇用調整助成金の財源が底をつくことになり、本来は失業者のための資金まで利用せざるを得なくなっているとか・・・

雇用保険は労使双方で負担していますが、月収30万円なら、労働者の負担は900円、企業の負担は1050円との事。

これをUPせざるを得ないと言う事態らしいが、その前に行政のムダをどう検討しているか知りたいですね・・・

コロナで様々な税金を際限なく使っているのですから、全ての面で資金が枯渇するのは当然の結果・・・

しかし、知らない間に様々な制度を改正と言う言い方でしくみを変えられ、民間企業は経営的に真綿で絞めつけられるような状況、社会環境が大きく変わってきているのに、旧態以前のしくみでとにかく企業と労働者は湧き出る温泉と同じように無限だと考えて、企業や労働者を江戸時代の水飲み百姓、生かさず殺さずの政治家達、そのような仕組みを次々作る関係者達とお上の意向に逆らえない民間企業と労働者の立場・・・

ほんと深々と嘆息したくなります・・・

ふと、思う事、最近よく諸団体で経理担当者の使い込みのニュース、弊社も恥ずかしながらかなり昔、悪徳税理士に騙され資金を搾取された事がありました・・・

経営者である私の責任、恥ずかしながら明らかに私の管理不足でしたが、長年の友人と言う関係もあり、信用していたため、時間を掛けて功名に仕組まれ、それに気がつきませんでした・・・

また、私が所属していた、ある経営者団体で、監査役に就任して経理を見始めた時、永年事務員一人に預金通帳と銀行印まで保管させていたことに大変驚き、間違いを犯さないようにと、即座に通帳は事務員、銀行印は事務方トップが保管するように指示して、複数の責任体制に変えたことがありました・・・

これは私の失敗体験に基づく処置、人は間違いを犯しやすいもの、それをいかに防ぐかはトップの危機感しかありません・・・

企業も行政団体のトップも経営と言う立場上の責任は大変重いもので、全体をきちんと把握して厳しく資金運用管理をする事が出来るようになれば、多くのムダを見つけ、適切な対策や改善が出来るものです・・・

ちなみに不祥事に対して私は自分の経営責任で対応対処し、良い税理士さんを見つけ、必死で経理の勉強、そして明確な資金管理システムの構築を心掛けました・・・

お陰様で無駄な費用をずいぶん削減出来、今の弊社に変えて来れました・・・

政治家、民間企業であろうと、行政の団体、組織であろうと、何事もトップの責任は非常に重いものです・・・

雇用保険も税金に等しいもの、国民のためにトップは管理責任をしっかり自覚して欲しいものです・・・