背後に迫る日本経済の危機
8月31日に日本自動車工業会の志賀会長が都内で記者会見し、現在の円高が続けば「かってないほどの規模での産業空洞化が起きる」と強い危機感を示されたとのこと。
1円の円高で、自動車8社の営業利益が800億円減少するそうです。
我々国民は今、日本は危機的な状態にあることを
知る必要と、本当に真剣に生きるための努力をする時代に入ったようです。
しかし、多くの若い人達にその危機感は非常に薄く、誰かが何かをしてくれると言うような待ちの姿勢で生きてる人たちが非常に多いいように思え
我々団塊の世代が本当の意味で現役を去るこの2年間から3年間の後は大変な状態になりかねないと危惧しています。
確かに若い人達はパソコンや情報機器をとても旨く使いこなす能力に優れています。
しかし、生きていくのに必要な忍耐力や、ひとつの目標に集中する集中力、人と人の付き合い、団結力、など人間の基本的なことの教育を受けていないために非常に心が折れやすい、精神的にもろい人間が多く育ってしまったようです。
国の指導者の過ちで、国の教育制度が崩壊してしまったためと思われます。
これからの日本は正に世界と競争しながら生きていかなければいけないのです。
政治家や行政の甘い言葉にだまされず、自己責任で生きる考え方をしないといけないのではないでしょうか。
また、新たな首相が選ばれましたが、古い体質の過去の指導者には退去してもらわないとすぐに崩壊してしまうのではと思います。
もっと大局的に考え、日本の現在、将来を心から憂える指導者を選ぶ必要があるのではと
心から危惧する次第です。
このような現状で、当社は国内の一地域でしか生存できない零細企業ですから、激変する社会状況に今後どのように対応すべきかほんとうに悩ましい心境です。