働き方改革の限界

働き方改革の限界

働き方改革の限界、近年の働き方改革は、人間性と言う大切な視点を持たず、主に時間、制度のしくみ作りに焦点をあてて単なる数量規制をしてきているように思える。

残業時間の削減、テレワークの導入、有給取得、ワークライフバランス、等々様な制度を法的に規制しながらも日本の中小企業には受け入れがたい、なじめない政策。

また、いろんな法的規制で制度だけ整えても働くひとが仕事に意義や喜びを感じなければ、働く意欲も生産性も上がらない。

結果として楽にはなったけどやりがいは感じないという人たちが増えている。

それに対して、働きがい改革とは何か、人が自分の力を発揮し、成長と社会貢献を実感できる職場つくり、つまり、働きやすさと働きがい、心の充実を両立させることが目的。

つまり、楽しく働くことが労働条件改善の出発点であり、結果でもある。

楽しく働くことが企業の力になり、それが業績に反映し、社員従業員の待遇改善に活かせる一番確かな方法だと言える。

人間は規制で縛られるロボットではなく、働きがいのある職場は、生産性が1,5倍高い(国内外の研究結果)離職率は半分以下、顧客満足度も上がると言われている。

つまり、働きがい改革とは組織文化の刷新、働くことを楽しみ、働く意欲を高めて労働条件を改善することが社員の幸福への投資であり、人口減少社会への対応の仕方だと言える。

初歩の低レベルの働き方改革でなく、働きがい改革と言う次の高いレベルの目標、テーマーに向かう時期にきている。

おじさん経営者の考え方・・・