私の人生から見て・・・
自分の年齢が60代に入り、常に思うことは生きることに関して、全てのことにはリスクが存在していると言うこと・・・
日々何事も無いのが不思議なくらいで、多くの人々はそのような状態が当たり前と錯覚して生きているように思えます・・・
少し考えれば、車の運転、電車、バス、新幹線、船、飛行機、街中での通行中に、海辺で、思いつくリスクは山の如く、日々食べる食材も、そのように全て自己責任で判断し、対処対応すべきことばかり・・・
しかし、近年の日本国民は平和に慣れ過ぎたのか、自分の責任で選んだ結果でもすぐに国や行政に責任を転換しようとすることがあまりにも多くなったように感じる・・・
つい最近、韓国の客船が沈没し、多くの子供達が亡くなったようですが、私の孫の世代で他人事ではありませんでした。船長と言う最高責任者が我先に逃げ出した姿は人間性の欠片も見えず、責任感を放棄した哀れな乞食のように思えました・・・
国が、行政が、会社が悪いと全ての責任を転嫁する生き方は韓国だけにあらず、何事にもリスクは必ず存在することをよく認識して、そのリスクをうまくコントロールしながら生きる術を日本の国民は持つことが必要なことではないのか・・・
振り返れば、日本はますます少子高齢化社会に向かっているが、目の前しか見ずに平和を貪っているとそのつけは大きな障害となって国の存亡に・・・