どちらを選びますか・・・

ある書籍から・・・
現在日本は、全国すべての原子力発電所が停止し、慢性的な電力不足です・・・

当然供給が不足すればモノの値段は上がるのが普通です・・・

現在、原子力発電所が稼働を止め、電源の9割を火力発電に頼っています。化石燃料の輸入のために、単純計算で電気料金は約2割上がると言われています・・・

そこに加わるのが再生可能エネルギーの導入コストです・・・

いわゆる、ソーラー発電、風力発電、水力発電、地熱発電等々・・・

一昨年7月から皆さんの検針票にも「再エネ発電賦課金」と言う欄が加わっています。・・・

再生エネルギーのコストを消費者が薄く広く負担することで、その導入を促進すると言う、再生可能エネルギーの「全量固定価格買取制度」が導入されたことによるものです・・・

電気使用料に応じて計算されますので、ご家庭はもちろん、企業も相応の負担が必要です・・・

この制度では導入から年月が経過すると共に消費者の負担はどんどん増加していきます・・・

問題は、弱者に一番大きな負担が掛かることです・・・

もちろん、企業は生産原価が上がりますので、死活問題になるかも知れません・・・

現在、中国をはじめとして、外資系の企業も我が国の太陽光発電設備事業にどんどん参入していますが、太陽光発電の全量買い取り制度は大きな収益を安定的に生むことが出来るからです・・・

間違いなく、20年間と言う長期に渡り、安定的に保障された売電が可能で、儲かるからなのです、皆さんはこのような状態をほんとにご存じないのでしょうか・・・

何事にもリスクはつきものですが、真綿で首を絞められるように、経済と言う体力を消耗する現実について、単に原発廃止だけで、済むものなのか・・・

弱者の立場を考えてみて、生活が成り立つのか、あなたはどう思われますか・・・

私は技術屋の立場と経営者の立場から判断をすることになります・・・
経営者は従業員の生活を守る責任があります・・・