モーターカーボンブラシ押え緩衝装置制作
小さなゴム加工会社のゴムを練るロール設備の低圧37KW巻き線型誘導電動機の
短絡装置が壊れた上に、カーボンブラシの押さえ部分が50年以上の経年劣化にて
スプリングやカーボンブラシを押さえる部品が正常に機能しなくなりました。
電気的には強制短絡回路を構成出来ますが、機械的な部分は補助装置を付けなければ
どうにもならず、弊社の機械設計技術者に設計させて、組立部門で製作、現場にて
取付加工及び短絡回路の配線変更を行いました。
取りあえずはモータを回すことが出来、ロールを使える状態に復旧致しましたが、
50年以上前のロール設備、メーカーにもモーターの図面はもちろん部品もありません。
さて、経営的に多額の費用は無理と言われ、今後どれだけお客様のご要望に応えられるか
思案する次第です。