ロシア・カムチャッカ沖地震

7月30日、ロシアのカムチャツカ沖地震のニュースを聞いて、阪神淡路大震災を思い出しました。

当日は、朝の五時半に会社に出て被害の確認、事務所には大きな被害が出て無くて一安心しながら、社員の安否確認と共に、即日から電気設備の復旧工事に対応。

全員が3か月間休みなく復旧工事に携わりましたが、だれも不満や不服を言う者はいなくて、ほんとにみんな必死で頑張ってくれました。

ようやく落ち着いて、みんなを食事に連れて行きましたが、要望は刺身が食べたいと言われ和食の割烹料理店へ、あの時なぜみんな不満も言わず、全力で頑張ってくれたのかなと、

人間はどうも楽をするようになると何かにつけて不満を覚えるようになるようですね。

最近の世相をみると、転職、給与、金儲け、強盗、殺人、詐欺、泥棒、犯罪のオンパレード。

震災の被害を受けて、自分の損得ではなく、みんな必死で人助けに走り回っていた多くの人達は、今の日本人と違うのかな。

不平や不満が充満してる今の日本、確かに生活は便利に豊かになったと思うが、ほんとに幸せなのかな、震災で復旧工事に走り回った当時の社員は私以外ほとんどがいなくなりました。

ロシア、カムチャツカ沖地震の速報を聞き、ふと思い出した、震災当時の人間の温かみ、多分それはみんなが復旧工事に損得の無い使命感を持って臨んでいてくれたからでしょう。

ほんとに人間は欲を言えばきりがない、また、同じように震災を受けたらどうなのでしょう。

今の日本、残念ながらわかりませんね。・・・