阪神淡路大震災、30年後の今なら
今日は阪神淡路大震災の記念日、あれから30年が経過しましたが、若い時でしたから不眠不休に近い日もあったくらい震災復旧に頑張れましたが、今ならどうでしょう。
30年前の人達とは全くと言ってよいくらい様々な条件が違って来ています。
気力も体力も当時の人達と比べて格段に弱くなっている今の時代の人達ではとてもではありませんが30年前と同じ頑張り方が出来るとは思えません。
また、当時の建設業は丁度経済不況でもあったので、全国的に建設業に設備や人力でも余裕があり、全国から多数の業者が集まり復興に取り組みをしてくれました。
神戸の街を沖縄や北海道の建設業の車が走り回っていましたが、当初5年はかかると思っていた復興を約2年間でほぼ終わらせたのですから驚くべしでした。
今は建設業界だけでなしに人手不足、高齢化、このような状態で大震災が発生したらと考えるだけでも恐ろしい事です。
近年、働き方改革と言う労働規制で人々が骨抜きにされてきたが、自然災害が起きたらそんな事を言っておれないのですから、生きる為に全力で頑張ることが必要、備えあれば憂いな
し、こういう言葉があるように、また、何ごとも過ぎたら及ばざるがごとし、生きるためには精神的に、体力的にガッツのある人達しか生き残れません。
働き方改革、政府や行政の甘い言葉、労働規制に従うのも良しですが、その反面、いざと言う時に必要な体力やガッツまで無くしてしまったらあきませんよ。
働き方改革は平和な時に言える贅沢な言葉ですから、自然災害に際して生き残るためにはたくましい心身が必要、震災を一隅のチャンスと言って領土を奪いに来るオオカミのような近隣
諸国、さて、平和ボケしてきた今の日本人、自然災害の苦しさに耐えられますかな・・・ おじさんの不安。