心配は必要ない
次々と客様のところに年末のご挨拶で訪問させて頂いていますが、同じ悩み、求人関係と、働き方改革の悪弊についての不満や悩みのオンパレード。
ほんとに日本の労働行政は次々と労働規制を強化していますが、大方の国民は不安感を持たれて、このままでは日本は衰退するしかないと思われています。
そうですよね、特に若者の働き方が大きく変わってしまったようで、仕事に対する若手の価値観まで変えた労働規制は今後の日本の経済を悪化させることになり兼ねないようです。
労働規制の強化で若手が育たない、こんな悩みのお話はみなさんどこでも言われる問題。
労働条件を改善するのは必要なことですが、厚労省によるあまりにも厳しい法的規制のために、若い人たちにはそれが当たり前と思うようになってきているようです。
しかし、いつも思いますが、良くもこれだけ次々と働くことを否定する政策を作るものだとあきれてしまいます。日本を壊す政策を進めるのは一体どんなメンバーなのかしらね。
労働政策を決める自分達は関係なく、法律で束縛すれば問題は民間企業の経営者がなんとかするやろ、こんな無責任がまかり通るのですから、労使ともにたまったものではない。
有識者と居合われる人たちを盾にして、机の上でパソコンを開いてシステム的に作成、そこには現場の状況はなんら反映されない、血の通わないデジタル思考の世界。
日本を代表する自動車産業では、日産が外国資本に買収されるとか、テスラがとトヨタを買収しかねないとの話が飛び交うなど世界は経済戦争の真っ最中。
若い人たちに言いたいことは、心配しなくても人間はみんな一年ごと平等に年を取る、つまり高齢化していく、油断して若さを浪費しているといつかはおじさん、おばさんになる。
気が付けば無能な自分に唖然とする、少なくとも10年先を見て自分の人生に必要な能力を磨いておく事やね、おじさん達は自分の人生を作って来たから、後は若いみなさんの時代。
出来れば、アリとキリギリスの童話のようにならないよう早く気づいた人が勝ち組に、人生は厳しいものですよ。
社会に甘える貴女に、貴方に、ご愁傷様、おじさんから心を込めての忠告です。