外資に狙われる日本企業

まー、当たり前かな、働き方改革で、休みを増やせ、残業時間を減らせ、給与を増やせ、金を使って遊べ、税金をより多く納めろ。

金儲けをした事が無い人たちには、それが理想だと言うのはよくわかりますよ。

しかし、民間企業は自分達で稼いで自分達の生活を守らないといけないのです。

日本人はゆとり教育から働き方改革と言う国の行政の方針で国民は残念ながら間違いなく骨抜きにされてきているから危機意識はないやろね。

厳しさと優しさは背中合わせ、必ず相反する結果を見る事になる。

でも世界は熾烈な経済競争社会にあり、このままでは日本企業が食われるのは時間の問題ではと案じていましたが、日産自動車の業績不振をきっかけに株を台湾企業が買い増しして翼下に納めようとしてるようだ。

円安の上に業績不振で株価が下落したら外資からみたらこんな美味しい話はないくらいよだれを流しながら虎視眈々と日本企業を買収しようと考えているのはあたりまえやろ。

一から企業を作るより、技術も設備も社員も一気にまとめて手に入れることが出来れば、後は必要な知識や技術を吸い上げてポイすれば良いのだから、日本人のように甘い考え方はしませんよね。

自動車産業はすそ野の広い取引先があり、こんな買収をされたら外資の厳しい経営方針で社員はリストラ?、取引先は世界を相手に競争させられてばらばらにされかねませんよね。

一体どうするのか今はわかりませんが、日本人もいい加減に目を覚まさないと、行政の主導する労働政策で日本沈没になり兼ねませんよね。

私は経営者として休みを増やすことも、残業を減らすことも、給与をより多く支払う事も大賛成、しかしその原資は税金のように天から降って来ないのです。

だから我々は仕事を楽しみ、働きがいを持って仕事をしながら、自分達自身で改善する自立の生き方を出来ないものかと日々努力を続けています。

それがあってこそ、弊社は今年で創業49年目、来年は50周年目を迎えることが出来るのです。

転職すれば幸せに、そんな楽なことがあり得るかよく考えてみることです、ビジネス社会、甘い世の中はありませんから、おじさん経営者が遊び心で感じる日本の危機感。