最賃払えない中小は「退出を」

経済同友会新浪代表幹事が18日の定例記者会見で最低賃金を時給1500円に引き上げる政府目標に理解を示し、支払えない中小企業は「市場から退出すべきで、払えないのは経営者失格だ」まー、なんと横暴とも言えるあきれた発言。

自分はローソンと言う一般大衆向けのビジネスもしていてた、いわば単なる株主に雇われた経営者だと言うことを忘れて高所から言いたい放題。

サントリーのお客様に販売配達してるの中小企業がほとんど、また、サントリーのお客様は居酒屋、スナック、ラウンジ、クラブ、客はほとんどが中小企業の経営者やサラリーマンの人達、酒を配達してる人たちをみてもサントリーが高待遇を提供してるようには見えないが、裸の王様は自分の客先をつぶせだって、ほんと笑わせるよね。

少なくとも弊社、私は中小企業の経営者ではありますが、社員は全員が正社員、20年以上に渡り毎年昇給も実施しています。

しかし、ほんとに苦労して会社を経営してる人たち、特に飲食業などの零細なお店を経営をしてる人たちは物価上昇を価格に載せられずにとても苦労をされています。

人口の少ない所でもやはり飲食店を生活の頼りにしている人達も存在し、そう言う地域で飲食業を続けている人達は大変な経営努力をされているようです。

人は様々な理由や社会の要望で小規模ながら世の中の役に立つ存在の業者や企業は沢山あります。

みんなほんとに苦労しながら続けているのです。

自分達が勝ち組やからと言いたい放題、人間性のかけらも見えない傲慢な経営者に思わされますが、経済効果ばかりを追う考え方で人々がほんとに幸せになれるのかな。

弱小企業をつぶして大手に転職させる政策は(故)安部総理が取り組みを始めたしくみ、人手不足の時代の切り札と大見えを切って始めたこと。

しかし、底辺で人を育成しないと、単なる大手企業のビジネスサイクルに載せるだけでは育たない業種や職種もあります。

人を育てる事を忘れて人件費だけUPすればよいと言う論法は非常に乱暴な考え方、賃金を上げても多額の税金を徴取する今の政治政策では国民の生活が楽になることはあり得ない。

裸の王様のような経済同友会代表幹事の政府に対するごますり賃金発言は国民の生活の安定を本気で考えていない単なる衆議院銀選挙対策パフォーマンス、大手企業の雇われ経営者としてほんとに人間性の見えない団体トップの意見はほんとにみっともなくお恥ずかしい限りですね。