日本のGDP
一橋大学の名誉教授が日本は一人当たりのGDPで韓国や台湾に抜かれてしまうと嘆いておられますが、さもありなん、徹底して若者の教育に力を注ぐ国と、労働規制や転職が日常のニュースで報道され続け、トレンドになる日本との違い、方や若者の教育に力を注ぎ、日本では働くな、給与を多くしろ、遊べとゆとり政策をとる国とそれを派手に煽るマスコミ、当然国の競争力が落ちるのは当たり前のことでしょ。
経済学者もマスコミも二言目には生産性を高めないといけない、そんなことはだれでもわかること、ま、一橋大学の名誉教授は高校教育にもっと力を注ぐようにとのご意見もされ、至極もっともな話。
しかし、一番の問題は教育に無関心な政治家と行政、マスコミ関係、少子高齢化で人口が減少する日本、生産性を上げるなら一人一人のスキルアップが必要なのは当たり前のことなのに若者の教育費を惜しむんですからどもなりませんよ。
日銀の2%インフレ目標達成のために円安に苦しむ日本、国民に楽を教え、遊ぶことを奨励し、いまや国民はゆでガエル状態、政治家や、行政のリーダー、マスコミ関係の人たちはもしかしたら諸外国の手先なのかと思わされてしまいますよねー。
GDPの勝ち負けが心配なら、ほんとは生産性をうんぬんする前に指導者が楽しく働く意義を国民に教育するくらいの意識改革が必要やろと思いますなー。
なんか考え方のおかしい最近の日本、お互いに助け合う大切な人間らしさを失いつつあるようで、おじさん経営者は若い人たちの将来を心配します。