国会議員さんのパワハラ問題

国会議員さんのパワハラ問題。

弊社では2年程前に、社員従業員の皆さんに対してホテルの会場をお借りし、約100万円くらいの費用を掛けてパワハラ研修を実施致しました。

残念ながら立場の違う人が発言する言葉は丁寧な言葉でも知らず知らずのうちに、相手に精神的なダメージを与える事になり兼ねないのです。

相手が国会議員ならなおさら威圧感を受ける事になりますね。

また、パワハラ研修だけでは人の性格まで変えられませんから、弊社では日常的に様々な指導を繰り返しています。

ところで、我々は公共工事などにも携わっており、私は現場に出る事はほとんどありませんが、社員の皆さんは行政の監督員の皆様のご指導を頂きながら仕事をすることになりますので、やはり社員たちからすれば民間の仕事と違い、かなり気遣いが必要なようにも思えます。

公共工事の場合は当然上下関係を考慮する姿勢になりますが、おかげさまでほとんどの監督員の皆様は丁寧な言葉使いで接して頂けているようで、有難いことだと思う次第です。

しかし、時に知らず知らずに相手の方から威圧感を感じさせられているのではと社員の様子から夫余計な詮索をする時もあります。

もし、そう言う場合ならば当然ですが、社長の私も表に出て社員を守り、調整するように最善の努力と行動をするようにしています。

最近の多くの人達はほんとにメンタルがとても弱くなってきていると感じられ、カウンセラーを利用してメンタルヘルス対策を考えないといけない時代なのかと思う次第です。

人間同士なのですから、お互いに協力して何かを仕上げる仕事をしているという目的感を持てば、子細なことにこだわらず、楽しくいい仕事が出来る、そう思います。

私はいつも社員のみなさんに、最後は全て社長が責任を取らせてもらいますから、安心して頑張って欲しいと元気づけしています。

私も様々な団体の役員を引き受けさせていただいており、時間と費用の負担、責任感、全ては社会貢献だと思えなければとてもではありませんが役目は果たせません。

団体役員の肩書を頂きながら役目は縁の下で皆様のお世話係、役職、立場を振りかざすなんて到底ありえませんし、相手を考え、どうすればお互いにベストな活動が出来るか。

話題の国会議員のように自分の優位性を振りかざし、権力で弱いものいじめは人間としてほんとにみっともないことですから、同じ目標、目的に向けて前向きに楽しく仕事をしたいものです。

最近の日本、ほんとになにか日本人の古き良き人間性に?マークがつくことが多く、多様性の時代とは言え、つい昭和の時代を懐かしく思えてしまう今日この頃です。