叫ぶ昇給の不都合
いい加減に労働組合のみなさんも活動方針を変えられたらいかがかと思いますね。
総理いわく物価上昇を超える昇給をと叫ばれていますが、そんなもん無理でしょう。
我々が困っているのは3割、5割の資材機器価格暴騰、その上納期不明、生活用品もコロナ前からすれば同じくらいの価格高騰かも。
5%の賃上げ、そんな程度ではとてもではないが物価に追いつきもしませんよね。
その上、社会保険や厚生年金その他所得税、住民税などもUP、つまりは手取りでいくら増えるのかという事。
インボイス・労働規制・円安物価高騰・資材不足・運送配達問題、日銀利上げ問題・パートさんの社会保険加入問題・厳しい増税条件が目白押し。
みなさんは総理が企業に対して昇給を声高に叫ぶのは結局国民にもっと沢山税金を納めて欲しいと言うことを言いたいと言う事だとわかりませんかね。
どこまで行っても、物価を超える昇給なんてそんなもん不可能、弊社は昨年も社員に対して大幅な昇給を実施させてもらいましたが、手取り額を見てげっそりさせられました。
ところで、この一年間我々の業界では物の納期が間に合わず売り上げを上げたくても仕事が進まない状態が続いており、その上規制、規制のオンパレード、業績を上げようにも上げにくい状況にあります。
その上各メーカが一斉に資材の受注停止、こんなこと過去にあり得ないのですが、何が理由なのか全く不明、仕事を受注しても資材が無いのですからどうして業績を上げろと。
能登半島地震の復興でまたまた資材不足が加速する可能性に不安を覚えています。
昨年は8500社以上の企業倒産、今年は1万社以上の倒産予測がされている経済情勢。
我々経営者は手品師、マジシャンでは無いのですからほんとに大変、総理はそう言う経済危機的状態をご存じないのか、自分の給与はぬけぬけとUPする厚かましさ。
それを我々中小企業の経営者から見ると魔法使いか手品師の類、パーティーの利益を税金も納めず懐にないないする国会議員のみなさん方、法律違反はほんとあかんやろ。
全部吐き出して能登半島地震復興資金に寄付しなさい。
ところで、労働組合の指導者のみなさん方は、もう少し目線を変えて、昇給後の手取りを増やすにはどうしたら良いのか対策を考えるべきではないのかと思いますね。
さて、毎年20%、30%の昇給は可能でしょうか、大手企業と言えど継続的に実施出来ますか、大きな声で音頭取りしてる団体役員のみなさんどうですか。
利益を上げ続け、税金を納めることが必要な民間企業、商店、経営者も従業員の皆さんも汗をかき、悩み、行動することの大変さは同じです。
おじさんは遊び心でも大変気になります。