今更思う美味しい消費税
今更思う美味しい消費税のしくみ。
物つくりのメーカーが仕入れで消費税を支払い、次の卸問屋に販売で消費税を請求、次の小売り業者が販売で消費税を請求、最後はお客が消費税を支払う。
ま、エンドレスのような徴収方法、なんと上手い税金徴収方法。
販売で転売を繰り返せば繰り返す程消費税は増えて行くことに。
全て税金になる訳ではなく、消費税の仕入れと支払いの差額を納税、そう言う仕組みではありますが、リレー方式で徴収する税金は増えていくのです。
これは政府財務省にとっては打ち出のこづち同然ですから、一度手にした特権は手放せないのは当たり前。
我々国民は無駄なくしっかり国政に役立ててくれたらそれも良し、しかし、あまりにも税金の使い方に無駄が多いのが現実。
あらたにインボイス税制、これは企業にとっても非常に労務負担が多い、また、1000万円以下の弱小経営者、一人親方、車両代、燃料費、交通費、通信費、国民保険、賠償保険、光熱費、など様々な経費が必要、これで手取りはいくら残るのか、きちんと税金を納めるのは国民の義務とはいえ、高校や大学に進学させられるのか、自分達で金もうけをしない国会議員の先生方に比べてほんとに大変です。
弊社も10月度から税理士の先生が領収書の一枚づつ、インボイスを取っているか確認作業を始めましたが、ほんとに大変な作業時間を必要とする。
労働規制で働き方なんて綺麗ごとを指導しながら、片や無駄な労働時間を増やす、何というちぐはぐな労務行政と政治政策。
世の中は多少濁っている方が生き物は生きやすい、そう言う人間的理解の仕方を出来る政治家や国家行政の担当者はいないのかな。
しかし、政治家のごまかしが食えないのは当然。
納税をきちんとしない国民がいるのは、納税が損やという思い、しかし、インボイスは一人親方にも一般企業にもはきつい仕組み、もし、財務省のお役人さんも生活に必要な購入物に支払った領収書を必要とするならどれ程大変かよく理解してもらえると思うのだが、インボイス、財務省のお役人さん、どうせやるならそこまでやつて見たらどうかしら。
おじさんの苦言遊び心。