暑い夏、朝からセミの鳴き声
自宅の庭の木でセミが早朝からにぎやかに鳴くのを聞きながら私は夏の朝を迎えています・・・
いいですね、早朝に目覚めて鳴き声を聞いていると、とても気持ちいい・・・
しかし、鳴き始めて7日間くらいで死ぬようですが、その間にオスとメスは交配し、卵を産んで子孫を残す責任を果たす様です・・・
中には鳥に食われたり、虫に食われたり、車と衝突したりと様々な一生を終える蝉もいて、人間と対して変わらない生涯なのかと思わされてしまいます・・・
ところで、ここ数年、私の家の庭木で鳴くセミが増えて来ましたが3年から5年もしくはもぅ少し前に土中で幼虫時代を過ごしたセミなのか・・・
しかし、セミとは逆に日本の人間社会は人口減少が年を追うごとに進んでいるのですから国の将来を考えるとほんとにさみしい限り・・・
地方によっては人口減少が生活に大きな支障を、その地域に行って見ますと、ほんとに日中でありながら人の姿が見えない不思議な世界に衝撃を受けます・・・
国家の子孫繁栄を願うなら、目の前の享楽に溺れず、明日の日本を思う若者を育てたいものですが、セミのように土中、つまり長い年月をかけてその育成努力が必要・・・
最近は若い世代が事故で、または子育てで命を絶つ事態が異常に増えてきているように思えます・・・
大切な若い命、自分の孫たちに重ね合わせ、ほんとに心が痛みます・・・
人間の人生は100年と言われ始めて久しいが、成虫化したセミのように全力で命を燃やし、楽しんで人生を全うしたいものです・・・