インボイス制度・企業の更なる増税に

2023年10月から開始されるインボイス制度・・・

なんんとも理解しにくい制度、間違いなく問題が多発しそう、例えば企業には接待交際費などの項目で経費を処理出来る枠がありました・・・

しかし、今回のインボイス制度では、適格請求発行事業者の登録をした業者以外の請求書はインボイス制度に対応した請求書と認めてもらえません・・・

請求書を発行する売り手側に直接的なペナルティーはありませんが、買い手は仕入れ税額控除が受けられない問題が発生して消費税で負担が増え、損をしてしまう、また請求書の仕分けが難しい・・・

それ以外に例えば小さな喫茶店や食堂でお客様を接待することはよくあることですが、今まではお店で頂いた領収書は全額経費処理が出来ていましたが、インボイスを取得していない小さなお店が発行した領収書の場合、経費として認められるのは8割とのことで、残りの2割は経費として認められないそうです・・・

個人タクシーや零細規模のお店での接待、これは間違いなく増税になり兼ねない・・・

いつも思う事だが、制度を構築する場合、ほんとにいい加減でややこしいなシステムを作って社会を混乱させる関係者のみなさん、もっと社会の実情に足を動かし、汗をかいて勉強したらどうなんやと言いたい、性も無い寸足らずの仕事をするため、多くの企業や国民に迷惑を掛けて、あんた達何がうれしいんやろと言いたいね・・・

いずれにしろ大手、中小、零細も含めて大幅な増税に繋がる制度であることは間違いのないこと・・・

また、働き方改革などと言いながら、片やこのような制度も含めて逆にどんどん時間を掛けないといけない制度を増やす、政府は一体企業や労働者をどうしたいのか意味わからん・・・

しかし、昔から、「風が吹けば桶屋が儲かる」こんな言葉があるくらい、これで儲ける企業や将来座る席を増やす人たちもいるのは事実、それを画策してのことかと疑う・・・

ほんとは何事もシンプルイズベスト、ややこしいシステムを俺たちは賢いと自惚れて作る担当者と、それを内容をよく理解できないのに承認する勉強不足の国会議員のみなさんが承認するとは、まーなんとも困ったもんや・・・

今後ますます増税大国日本に、その結果経済の二極化で困窮する国民、企業が増えるのが目に見える・・・

 

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