転職を煽る政府の労働政策
お前たちは一体何を考えてるんや・・・
政府の転職を煽る労働政策、我々建設業に属する技術者、技能者を一人前に育てるには一般的に約10年と言う歳月が必要・・・
厚労省の方針なのか政府の方針なのか、最近やたらと転職を煽る言動が伺える・・・
民間企業は一生懸命社員を研修し、丁寧に時間を掛けて教育しながら人材を育てているというのに、まるで労働者を金時飴と同じ目線で見ている・・・
だれでもすぐに転職出来る環境を整えるとは、冗談もほどほどにしたらどうや、これから10年、20年先に役立つしっかりした人材を育てるには時間も金も必要、そして先輩や経営者の忍耐も・・・
今日は私も電気工事士の定期講習を丸一日かけて受講してきました・・・
しかし、100人近い受講者の6割がたは高齢者、ほんとに高齢化をまざまざと見せられて驚きましたね、これから10年先、建設業は一体どうなるのやら・・・
昨日、中堅企業の支店長職の人と話をしていて、若い者を残業させられないから管理職が必死で頑張っているのです、こんな悩みを聞かされました・・・
若い人たちにも言いたいが、いずれは貴方がたも先輩以上に悩み苦しむ年齢、老いの時期を間違いなく迎えるのです・・・
10年先、20年先の自分の年齢、体力、経済力、ほんとに我が世の春と勘違いしてのほほんとした今の考え方生き方で大丈夫なんかしらね・・・
昭和の時代の先輩たちがいなくなったらどうするんやろね、若さを失ったら何が残るのか、誰かが食べさせてくれる、ま、むりやろ・・・
法律で規制を厳しく、休みを増やせ、残業させるな、給与を増やせ、まるで経営者はマジシャンか、政治家よあんた達もまともな金を稼いで税金をしっかり納めろ・・・
国の政治家や行政の甘い言葉に乗ったら童話「アリとキリギリス」日本はたそがれの冬を迎える事に、今の若いうちにしっかり汗をかいておく事・・・
また、大手金融機関の若手からは、役職定年がどんどん早くなって、支店長でも50歳くらいで役職定年になり、外部に出されるので将来が不安ですと・・・
50歳と言えばまだ子供が高校、大学に通う年齢、役職定年で3割以上の給与カット、学費をどうするんや、厚労省は副業をするようにマスコミを使って煽っている・・・
こんなバカな政策を作って転職を煽り、求人紹介業者にぼろ儲けさせてるが、厚労省のお役人さん達、なんか利得があるのか疑いたくなりますよね・・・
人を育てるのはほんとに至難の業、人材は長い目で見ながらお互いに忍耐と努力が必要で、一朝一夕にはどうにもならないことくらいわからないのかと情けなくなります・・・
転職を煽る政府の労働政策、この国は国会議員と言う政治家と政府がシロアリの如く日本と言う美しい国を食いつぶしていくのでしょう・・・