浸透の怖さ
どう考えてもおかしな意味の無い低俗な教義、海外の新興宗教団体に、なぜ多くの日本人がはまり込むのか・・・
詐欺師も同じだが、話術の上手い人の話を聞いているとまるで催眠術にかかるようにマインドコントロールされてしまいます・・・
かくいう私も20代の頃二度程、ほぼ詐欺師的な人物に美味しいビジネスの話を聞かされて危うく大きな被害に会いかねない時がありました・・・
一度は自分の学友に熱意を持って誘われ、思わず美味しい話のビジネスにはまりそうに、信用しているあいてだからですが、ふとおかしいと気付いて付き合いをやめました・・・
もう一度は創業間もなく、仕事が欲しいと思う私に近づいてきた同業者、お客様を紹介するからと目の前でプッシュホンの電話器でボタンを番号を暗記しているようにピッ、ピッ、ピッと手早く押して、相手といとも親しく話をし始めました・・・
あまりにも手際が良いので期待感をもたされましたが、その人が帰った後、ふとなんで電話を待ってたようにすぐ相手が電話に出てくれるのはおかしい、いくら何でも電話に出るための時間くらいはいるやろと思い、もしかしたらでたらめに番号を押して自作自演で話をしてたのではと、このような疑問を持ち、用心して上手い話をお断りいたしました・・・
どんな場合でも後になって冷静になり、ふと考えてみると、なんでや、そんなあほな・・・
物事のトラブルには必ず原因を作る者がいて、その詐欺師的話術にかかると大概の人は信じて安易な行動をすることになりやすい・・・
老練な政治家でさえ、選挙に対する票と金の欲に目が眩めばいともたやすく詐欺師の言動に振り回される・・・
また、善意で考え対応することも、公的立場があれば犯罪になってしまいかねない・・・
故安部元総理の場合も、思えば相手に政治家と言う権力者を上手に利用する意図、悪意があったように思えますから善意で応じた場合は意図もたやすく犯罪になりやすかったと言えます・・・
もし、そもそもの原因を作ったその人がいなければ、あのような大々的な詐欺事件はおきなかった、または悲しい自殺者を出すことも無かったとも言えます・・・
そして、安易にだまされる側も悪いと言えば悪い、しかし、口の上手い詐欺師的話術、だまそうとする意図のある詐欺師の話術にどれだけの人がそのリスクに気づくか、私にも絶対と言う自信はありません・・・
落ち着いて考えれば、原因と結果、元々の原因を作った人が欲と言う悪意を持って仕掛けたように思えるのではないでしょうか・・・
マスコミはビジネスで自分達の為に事件を面白おかしく報道し、ニュースが拡散すれば儲かる、情報の人気商売なのです・・・
ほんらいの原因を追わず、安易に結果だけで判断して、マッチポンプみたいに行動して国民をけしかける・・・
事件が起きた場合は物事の本質として、詐欺師的な欲を持って犯罪を仕掛ける者に第一の原因があるということを我々は冷静によーく理解しておくべきでしょう・・・
しかし、深い宗教的な意味の無い教義を餌にマインドコントロール的に日本国民を惑わす宗教団体の選挙応援が欲しい政治家にすり寄り、日本の中枢に位置する指導者的な政治家達を篭絡していたとは我々日本国民にとっては世にも恐ろしいこと・・・
複雑な社会、浸透する意味不明な教義で誘う団体、話術のプロと言える詐欺師達に対して、日本の国民としてもう一度眉に唾をつけ、
これってほんとに大丈夫なのかと自分に対して冷静に聞いてみる対応が必要・・・
私は日本の国民の将来、子供や孫たち、多くの若者たち、私も含めて高齢者の将来を案じている次第です・・・