たかが一人の知識や知恵
なんでもわかったように思っている人達が多くいるのはみなさんも周知の事実・・・
仏法では「増上慢」と言う言葉が使われるようで、未だ悟りを得ていないのに得たと思念して高ぶった慢心を表す様です・・・
俗にいう自惚れ、これは何事についても一番始末が悪い・・・
人が生きていく上で、大切な方法、人の知識や知恵を上手に借りて活かす・・・
たかが一人の人の知識や知恵は非常に底の浅いもので、知識でなく、人生を長く生きないとわからないことも多々あります・・・
それは人の心を読む、または理解する、その人の力を借りる・・・
これは人間同士の真摯な付き合いに応じて構築される信頼感が無いと、単にお金を積んでもどうにもならない場合がある・・・
世の中を生きて行くには人生の先輩と言うのは様々な場面でお世話になるもの・・・
そこには敬意や謙虚な気持ち、感謝の気持ちを素直に出すことが必要になります・・・
人間同士の良好な信頼関係構築はスマホやパソコンではどうにもならないものです・・・
例えば、たかがパソコンやスマホの操作を上手に出来る能力を利用して得られるデーターで株の売買、競馬などで100%勝ってる人も知りません・・・苦笑
ことわざ、「三人寄れば文殊の知恵」「文殊は」仏教で知恵をつかさどる菩薩、三人集まることで発想の質的転換がなされるとの例えとの事・・・
思うに、「三人寄れば文殊の知恵」のことわざが生まれた時代、もしかしたら集落の人間の数も少なく、三人も集まると多いい人数に例えるくらい・・・
今の時代のいわゆる会議で意見を交わし、人々は最適な知恵を活かすことで様々な問題に対応対処してきたと思えます・・・
東大卒、京大卒、いかに学歴が素晴らしくてもままにならない人間社会、人の力を借りずに一生生きる事はまず出来ない・・・
たかが一人の知識や知恵、それで動かせない人もいたり、ルールの変更も出来ない、人間社会はほんとに面白いものです・・・
何事も謙虚に、人に対する敬意と感謝は思わぬ力になるもの、よくよく理解してよりよい人付き合いを心掛けるべし・・・
おじさんの考え方・・・