創業時の苦労・・・

昨夜、テレビである金属加工会社の創業から成長発展への模様が放映されていました・・・

久しぶりに自身の創業時を思い出して、懐かしい思いで見させて頂きましたが、自分自身の生き様に重なるところがあり、とても共感を覚えた次第です・・・

今は、1兆円を超える売り上げ規模の大企業に成長している日本電産、私の尊敬する創業者永守会長様も同じことを言われていましたが、人間は平等に一日24時間と言う時間を持っている、それをフルに使えば人の倍も4倍もの仕事が出来る・・・

創業時は何事も死に物狂いでやるしかないもの、金無し、人材無し、信用無し、仕事無し、の無いないづくし・・・あるのはやる気、元気、情熱、熱意、夢、平等な24時間、人の2倍、3倍、4倍の時間働くことくらい当たり前でした・・・

昨夜の金属製品加工業者さんの経営者、わずか1名の社員、お客様から納期2週間と言われたら1週間で納品、納期10日と言われたら5日間で納品、なぜそんなことが出来たのかと聞いたら、寝ずに作りましたと、いやー、信用を勝ち取るには死に物狂いと言う働き方も必要・・・

私も創業時から10年間は、一年間に355日働きづくめでした・・・

時には真冬の午前二時、工事の納期を守るために屋外で、今は弊社の常務をしてる弟と仕事をしていて、目の前の水たまりがみるみる凍っていく様も見たことがあります・・・

三田市、雪の降る深夜、屋根の無い工場で徹夜の仕事、お客様が酒を差し入れ、一升瓶12本、あまりの寒さで飲みながらの仕事、みんなで飲んでたら一晩で無くなってビックリ・・・

そのまま、雪を浴びながらうたた寝、よく凍死しなかったと、いま思えば無茶なことをしたものでした・・・

今ならもう少し賢い仕事の仕方が出来たのではと思う次第ですが、なにせ家族を養うために必死でした・・・

テレビを見ながら、自分の創業時を思い出し、とても懐かしく、また厳しいながらも面白い体験をさせて頂いたと、思えば当時は若さが全て、何もかもが無いのですから、怖さと言うものを知らなかったのです・・・

時代と言えば、そのような時代でしたが、働くことの面白さは今以上にあったと言えます・・・いつかはと言う夢が・・・

今の時代にそのような働き方を要求すればだれもいなくなってしまいますよね・・・(笑)

いつの間にか働くことの面白さから、働く時間と日数を労働基準法で決められてロボット的な労働者にならざるを得ない時代になっているのですから・・・

行政が考えるのか、あるいは有識者という人達が考えるのか、様々な規制を次々作ってそれがいかにも人間にとって最適だと教育するのですから、変わるのは当然です・・・

ただ、私も働き過ぎをいいことだとは思っていませんでしたから、常に労働条件を改善しつつ、今は事務所にBGMさえ流れている快適な職場に変えて来ました・・・

休みを増やし、残業を減らし、所得を増やし、まるで聖徳太子か、神様か、マジシャンではないかと思う時も・・・笑・笑・笑

ただ、テレビで他社の創業ルポを見せて頂き、久しぶりに自社の創業時を思い出させてもらえ、懐かしさと楽しさがよみがえりました・・・

人間、一生に一度くらい、死に物狂いで何かにチャレンジしてみるのも人生の面白さ、人間は過労でそう簡単には死にません・・・

要は精神的に満足出来るなら、肉体的な疲れは覚えない、これが生身の人間と言う生き物だと言うことは言えます・・・

しかし、かといって、くれぐれも思い付きで私たちの真似はしませんように、強靭な精神力と健全な肉体があってのことですから・・・笑