起承転結・・・

昨夜、高校教育に関する評議をする機会がありました・・・

色々と問題を話し合いさせて頂きましたが、最近の若い人たちを見ていると、人に助けてもらうためのお願いの仕方、人付き合い、仕事の仕方に知恵の使い方を知らないのではないかと思えると言う話題になりました・・・

何でやろと言う疑問、その理由の一つとして本を読まなくなり、何でも知りたいことはスマホやパソコンから知識を得る習慣が身についており、答えの部分だけを知り、それで自分は全てを知ったと錯覚するため、なぜ、その答えになったのか、前後のいきさつを考えられない浅いものの考え方しか出来ないためだろうと・・・

そのような環境から、子供も大人も何事につけ指示待ちの人達が多くなってきたのではと思える・・・

書籍の活字を読み、感銘を受けた文言にインデックスを付けたり、何度も読み直したり、ところがデジタルの書籍はいとも簡単にページをペラペラめくり、最後の結果を知って読み切ったと思ってそれで終わる・・・

スマホの利用で、知識として覚えておく必要が薄れた・・・

スマホなどで、知りたい部分を即座に検索できるため、なにが、それで、こうして、こうなったと言うような、物事の順序や組立の構成をする流れ、、起承転結を理解する能力を身に付けにくくなったと言う話に・・・

人間の情緒、礼儀、知識、知恵、常識、規則、人として生きるために様々な必要な判断力、対人能力を磨くにはやはり良い本を多く読む事が大切なのは今も昔も変わらないと・・・

スマホはほんとに便利で、携帯電話機能と併せ、私にとっても必要不可欠なツール、しかし、無機質なものですから、人として生きるための知恵を活かせる力、コミニケーション力も付けさせることが必要と言うことに・・・

働き方改革と言う国の方針に沿って、文部省は現場の先生や生徒の要望を無視し、一方的な通達で教育方法を縛ることにより、運動の好きな生徒や音楽クラブなどでは満足に練習が出来ず、今後は公立高校では運動部、各種クラブに優秀な生徒は育たず、優れた能力を持つ子供が私学に流れてしまうと公立の先生方は危惧されています・・・

もっと教育を充実したい先生方、好きな運動を頑張りたい生徒が沢山いるのです・・・

この国の働き方改革が思わぬところで、知恵を活かせない金太郎飴のような子供、国民を育てる方向に、将来の日本に取って大きな不安だと言う話になりました・・・(-_-)

グローバル化する地球社会、子供達への教育の重要さ、本の良さを教え、本を読む習慣を身に付けさせ、知恵を活かして生きることの出来る子供を育てるために学校教育の大切さをあらためて思う次第です・・・(-_-)

この会社のオジサン経営者は、一応こんな真面目な一面も持ち合わせています・・・(^^)(^^)(^^)