リスクを取らない日本国民・・・

日本人はいつからリスクを嫌う国民になったのか・・・

経済社会はどのようなことであれ、生存競争の戦場であり、必ずリスクはつき物です・・・

私は小規模な会社の経営者ですが、ビジネスをするについて、リスクを伴わないものは何ひとつありません・・・

ビジネスをするにおいて、全て会社の存亡を掛けており、その結果我々経営者は時として自分の命さえ失うこともある・・・

従業員の立場にある人には要求されないことですが、経営者にはその厳しさを求められます・・・

今の日本の諸事万端を見ているとあまりにも好き勝手な人たちが増えた印象を受けます・・・

その結果、経営者の私にとって、今の時代は非常に面白みの無い時代になったことを痛感いたします・・・

日本人はあまりにもおんぶに抱っこ・・・法律を盾に取り、好き勝手な行動をする人間が増えて、経営者として事業をする楽しみがなくなっているのです・・・

私の年代の多くの小規模経営者は責任の重さばかり要求される今の社会状況の閉塞感から、事業撤退を望む人達が増えて来ました・・・

政治家を筆頭に、日本人はまるで世界は止まっており、自分達だけが人類のように思っている人たちが多くなっているように感じられます・・・

私にも可愛い孫がいますが、このままでは、孫が成人する頃の日本を想像することさえ怖い思いが致します・・・

願わくば、もう一度、映画三丁目の夕日の時代ように、人間性豊かでチャレンジ精神旺盛な夢のある時代になって欲しい・・・